15分で急速充電完了する新型Ni-MH二次電池システム発表

ITmediaニュースの記事によると15分でフル充電するニッケル水素充電池、三洋が共同開発へ ということのようです。

従来型の急速充電Ni-MHシステムではセルの外側にサーミスタを組み込んだパック電池、あるいはセルの端子付近にサーミスタを組み込んだやや特殊な充電器以外では大電流での急速充電は危険を伴い、2100mAHクラスだと90分程度の充電時間を必要としていました。発表された新システムだと、単三型の外形サイズのセルの内部に温度センサや充電制御システムが組み込まれているようです。(細かいシステムには触れられていませんが)
どの程度の実効性があるのかは判りませんが、従来型のシステムを捨ててこれを採用するというからには実装技術の熟成次第ではパワーソースのシェアに大きく食い込んでくるかもしれないですね。

気になるのは容量でしょうか?
迷信かもしれませんが同レベルの技術とコスト要件を前提とすれば電池の電気容量はいかに多くの電解質をセルの内部に詰め込むか。。にかかっているように思います。セル内部に組込まれるシステムがあまり大きいと容量を圧迫するような気がします。もっともそんなに立派なものを組み込んだらコスト的にも高くつくような気がしますけどね。
単三型電池でニッケル系ならデジタル写真に限らず、多くの写真機材の電源としておそらくは運用可能と思いますので要チェックです。

One Comment

  1. dannna_o より:

    リンク先のサンヨーのプレスリリースを読んだところ、どうやら充電制御デバイスを組み込むのではなく、発生するガスをパージするための安全弁のようなものを電池のケーシングに付加するようですね。 それとお家芸の急速充電管理の技術を組み合わせて単三型Ni-MH電池単体で、あたかもNi-MHバッテリーパックのように運用できるようにしてしまうという話のようです。
    バックアップ用途に向けても開発するということですから防災設備や様々な機械装置の運転操作盤のバックアップ電源として未だに採用されているNi-cd電池のシュリンクパックされた類いの電池の置き換えも視野に入れているようです。

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