ControlPointの打ち方について

いつもよりも慎重に打ったことと、比較的絵柄が単純。。というか変なたとえだがjpegにするとファイルサイズが小さくて済むタイプの絵柄(つまり単純なグラデーションの面積が大きい)である事もあって、一発で十分なoptimizerの結果が出た。
AverageCotrolPointDistanceが約1.2pixel。最大値で3.1pixel。これなら下手にいじる必要はないのでそのままパノラマの書き出しに移行。 一応の経験値。。というか俺ルールとしてアベレージで2.0pixel以下(気分的には1.8pixel以下)になるまではoptimizerとCotrolPointの修正を繰り返す事にしている。

ControlPointは闇雲に打てばいいという事ではなく一応の原則はある。
秘密にしておきたい部分もあるけど少し書いてみたい。(もちろん書いたところでその通りにはなかなかできないと思うし、できるヒトは俺が書かないでも自分で工夫して同じ結論に達するはず)

まず基本的な事として、コンピュータは画像を認識しない。 そういうソフトもあるがPTMacもPanoToolもそういう風にはできていない。であるから、この机の角が判りやすいから。。とかそういう判断で打ったところであまり関係はない。

次に、元画像がTIFFであるなら影響は少ないがjpegの場合にはコントラストの高い斜線の部分や図像の「角」には必ずカラーフリンジが発生する。そしてその発生する向きと大きさは斜線を境にしたコントラスト分布やコントラストの大きさで左右され、ぼける方向も発生する偽色の色も違う。先に述べたように画像を解釈せずに単にpixelの配列の差異と数学的な論理上の座標分布を比較対照して変形をかけていくわけなので、偽色の外側にControlPointを打つのはあまり勧められない。
モニター上に表示されるpixelとその元になっている被写体の色についてはしきい値の概念とかそういう事が判っていないとなかなか判断できないと思うけれども、本来のあるべき図像と実際に記録されているpixelにあまりにも関連性がないように見える部分には打たない方が賢明ともいえる。

ControlPointはズレが大きくなっては困る部分に打つのが基本。極端な話、壁の細かい模様なんかはずれて合成されても全く差し支えない。壁のシミとかは主要な被写体がまばらに分布しているときには結構ControlPointとして採用したくなってしまうものなのだけれども、下手に打つくらいならやめた方がいい。実際には撮影がある程度正確にできていればControlPointは二つの画像の重なる部分の上中下それぞれ一カ所(計三カ所)かあるいは上下二カ所でも十分である。本当に正確に撮影されていれば打たなくても大丈夫なのだから。
(もっとも、その本当の正確な撮影が必要ないところがPTMacのうまみなんだけど)

絶対に打ってはならないのが動いているもの。
というと何を今更。。と思うかもしれないけど動いていないように見えて動いているものは多々ある。路上のゴミ。木の枝。陰の先端。陰は光源が動いても動くし物体のわずかな動きも光源と物体とその陰が落ちている面との位置関係によって比例して大きな動きをするので本体のわずかな動きでも有為な差になる。(厳密にはフィラメントは60Hzで振動するし)

あと細かい段差や凹凸の境目もあまりあてにならない。カメラが30度なり回転すると立体構造のものはパースペクティブが変化するので重なり方が変わり、場合によりpixelになった段階での並びが逆転して解析の邪魔になる事がある。

ほかにもいろいろあるけど代表的なのはこれくらいか。
いずれにせよ。ある程度論理的に考えて打てるようになると精度も上がるし作業時間も短縮できる。

余談であるけど。PTMacでパノラマを生成しているときはバックグラウンドでiTunesを走らせるのはやめた方がいい。(当たり前だな)両方とも非常に処理パワーを食うアプリなので処理速度ががた落ちになる。それでも落ちないOSXにはすごみを感じるけど。。
あと何分かかるだろ。。トホホ

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