構造計算書偽造事件

なんとも困った事をしてくれたな。。というところ。

知人にも建築士や施工業界関係のヒトは何人かいるが、いたずらに検査等が厳しくなったりあるいは風評被害的なものでの損失で彼らに迷惑がかかる事がないように望む。事件が起こったという事だけで既に充分に彼らのストレスの種になっている事は明らかだし、これ以上の負荷がかからなければいいのだが。
政府も「民間の契約に関わる問題」などと言わずに速やかに住民の退去先の確保や危険な建造物の撤去を行なってほしいもの。地震はいつか来るし、例えば地震に関連した事を考えから除外したとしても老朽化したマンションをいつかは取り壊して再生していかなければならない時代が来る。バブル期に建てたマンションだってせいぜいあと60年持つかどうか。

責任追及や再発防止も重要だけどともかくはまず差し迫った危険の排除を求めたい。
建築業界のみならず他の業界でもヒトの命に関わる手抜きはやめましょう。あたりまえだけど。


追記

ニュースを斜め読みした範囲で想像すると構造計算書が改竄された21件の建築計画のうち足立区の二棟の建設に関して施工開始前に業者が施工を取りやめる届けをだした事から建築確認申請の再確認が行なわれ、民間審査会社の「内部調査」の結果不正が発覚というかたちで事件が公になったように推測できるけれどもその過程も何やら不透明と言えば不透明。施工業者はたぶん資材の発注ないしは見積りの段階で鉄筋量が異常に少ない事に気づいたのだろうから、他の物件を施工した業者が同様の過程の中で気づいていた可能性はそれなりに大きいと思わざるを得ないだろう。
今もニュースの続報が続けて入って来ており、九州の会社からも問題の建築士の事務所に構造計算書の作成を依頼していたとか。まだまだ出てきそうだな。

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