ベンゼン流出

先日の吉林省での爆発事故に続いてまた中国の重慶市で化学工場の爆発が起こりベンゼンが河川に流出した模様。同様の設備で似たような爆発が起こるのであればあるいは供給されている原料の精製が不充分で想定外の反応が起こって爆発を誘引したのではないかとかそういう野次馬テキ見方もできなくはない。

ハルピンでの事故で松花江に流出した大量のベンゼンはいずれ海に注ぐわけで、一報のニュースでは河口はロシアに開いているという事で一見日本には無関係であるかのように書かれていたけれども気になって調べてみたところ中国で松花江と呼んでいる川はロシアに入ってからアムール川となり中露国境を流れ下り間宮海峡に注いでいるらしい。つまりはそれなり以上の濃度で大量のベンゼンが日本海とオホーツク海に注ぐという事になる。

二件の事故が偶然によって連続して起こったのならともかくとして何らかの原因があり起こるべくして連続して起こったのなら同様な事故が続発する事も有り得るだろう。いま国内ではマンションの強度偽装問題に注意が向いているけれども、同じ海を挟んでいる隣国で起こっている無視しがたい規模の水質汚染にももう少し注意を向けるべきではないかとも思うのである。

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サクッといろいろ検索してみると、流出したベンゼンの量は(発表ではだいたい)100トン。。とか、ベンゼンは水より軽くて揮発性があるから河口まで流れ下る事はない。。とか言われてます。(でも。いまアムール川の水面ってたぶん氷結してるはずですが。。)
ほかにもより毒性の強い物質が流出したという疑念もロシアからあがっているようでフェニルアミンとかが検出されて、ロシアでは「中国が検出する技術を持っていないだけでもっと多くの物質が放出されている」と主張しているらしい。んーむ。ベンゼンもフェニルアミンもカラー印画紙の現像液にたっぷりと含まれているから若い頃にたっぷりと体に浸透しているな。だから毒が回ったのかも。

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