PTgui: 一発目

テストのためにとりあえず自分の住処をVRで撮影してみました。
こんなの公開して大丈夫かなぁ。。。

12000pixelsのパノラマ画像から書き出したVRはこちらのリンクにおいておきます。(19MB) 重くてすみません。まだ設定パラメータ(主に圧縮等)がよく判らないもので。

一カ所ステッチのぼろが出ている場所があります。Photoshopレイヤーで書き出して手作業であわせてからVRにすれば直すのはわけないんですが、ソフトウェアの根性試しのために自動で全部やってます。
撮影感度がISO800相当であることと、トーンカーブでシャドウを持ち上げていることなどからだと思いますが、だいぶシャドウノイズが酷いです。この辺りはHDRの威力が発揮されるべきところですがそれは明日以降の課題ということにさせていただきます。

「散らかっている」とか「そのバナナは何だ」とか「イマ時期ダウンジャケットとかトレンカ(死語)はないだろう」とかいう突っ込みはどうかご容赦ください。
(ヤバいもの写ってないか結構念入りに確認したんですが不安です)

余談ですが。
根性試しっていう言葉もたぶん今の20代前半のヒトには通じないでしょうね。
トホホ。

追記

ここで特に言及しておくべきはフレアについてだろうか。
光源が入ることが避けられない条件での撮影では必ず複数の画像にフレアが入り、ステッチ前のそれぞれの元画像ごとに入るフレアの強さが違う。そのような場合はレイヤーマスクをブラシツールで修正してなじませていくやり方ではつなぎ目を目立たないように処理するのは職人芸の世界になってしまう。
撮影時になるべくフレアのレベルが低いレンズを選びきれいに清掃して使ったり、あるいは撮影時刻の選定などできれいに撮りやすい条件を整えることはもちろん必要だけど自動でブレンドできるならばそれにこしたことはなく大きな強みだ。ここまできれいに(あたかも元々一続きの画像だったかのように)つなぐことは手作業だと難しい。ただPTguiのベーシックなモードだと、自動アレンジのためにいきなり画像解析からコントロールポイントの自動生成に入るためか、周縁部をあまり使わずにコントロールポイントをうちたがるようで、RollやPitchなどのふらつきが大きくなりがちなように思う。また、非常に多くのコントロールポイントがうたれるために、乱れたときにどのコントロールポイントが原因なのかが判別しにくい。そういったときは怪しい画像のコントロールポイントをいったん全部破棄して手作業で打ち直した方が早いようだ。
また。PTMacではほとんど実用にならなかったPanoramaEditerもPTgui MacとIntelMacの環境では実用的な速度で動作するのでそちらで解決できる場合も多いだろう。

いずれにせよ。最終的には慣れというか「パノラマ勘」みたいなものが不可欠なので、環境も軽くなったことだし少し力を入れて撮ってみることが必要なんでしょう。

3 Comments

  1. dannna_o より:

    > 「ああ、どこの作業場も似たり寄ったりなんやなぁ」

    それは、暗に「魔窟だ」っていうことを言ってますか?w

  2. 「ああ、どこの作業場も似たり寄ったりなんやなぁ」
    と、ちょっとホっとしました(笑

  3. yukinyaa より:

    拝見致しました。
    この手の写真は、ウォーリーをさがせ的な楽しさがありますね。

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