昨日(2009.9.21)に実施した白馬号(ジャイロキャノピーP型)の駆動系OHについての覚え書き

作業内容

  • KOSOハイスピードプーリー組み込み
  • ウェイトローラーは8gを使用(KN企画販売品)
  • ベルトはKN企画 7010SS(中期キャノピー/ZX用)⇒純正 23100-GAG-J52 相当品
  • クランクケース内のベルトやプーリーに干渉する部分を切削
  • ドリブンをY型用のものに変更(クラッチシューが軽い?)
  • キャブレターMJを#85に上げる
  • クラッチアウターが560gの重いタイプがついていたのでこれを470gの純正軽量タイプ (おそらく触媒付以降用)  に組み換え

所要時間

昼前にアセンブリーの注油清掃などを始めて、12時過ぎに車体をばらし始めて終了したのが18時くらい。

工程での注意点

  • ベルトの回転方向を外す時にマークしておくのを忘れたので次回注意
  • クランク側はプーリー内部以外はあまりグリスをつけなくてよい
  • プーリーだけのメンテナンスでもクラッチ側も外したほうが作業は楽
  • 組むときはまずランププレート/ボス/プーリーをクランクシャフトに通し(もちろんローラーなどは組んだ状態で)脱脂を確認してから、ドリブンにユニットにベルトをかけて充分握り込みを行なってから組み付けるようにするとベルトをかけるのが楽で変に抉じらずに済む
  • クランク側を緩める際にロックするジグが不足していてその対処で小一時間ロスをした 。そこを解決できればもっと作業は早くなる

不足していたもの/補充するもの

  • ロックタイト青
  • クランク用のホルダ(インパクトで代用か?)
  • M8ステンワッシャ
  • モリブデングリス

結果評価

  • 組込み直後は各パーツのあたりが出ていないために評価できず
  • とりあえず二子玉川往復1本(約12km)のあと帰宅して朝まで寝かす。翌朝始動してキャブ調整後同じく二子玉川から川崎側を戻って丸子橋からの登りというコースで試走
  • 最高速度は60km/h以上出るが高速域の加速はゆっくりしている。エンジンはまだ上がありそうだけれども駆動系が変速しきってしまっているカンジに思える
  • 加速は若干緩やかになったか。決して遅くはないがもう少し変速が遅く始まってもよい
  • キャブにまだ調整の余地がある
  • エアクリボックスのフタにあけた穴をもう少し減らすべきだ
  • 下り坂などで60km/hを越えると今まではベルトがケースに接触するガリガリという音が出ていて精神衛生上よろしくなかったが、あたる三ヶ所を削ったので現在は少なくとも65km/hまでは問題ない。ジャイロ系のエンジンで高速化を目指すならまずここは削っておくべき。
    三ヶ所とは下側はドライブ/ドリブン各プーリー近くのケースのカーブが変わる角の部分二ヶ所と、上側はマニホールドを固定するネジ穴が貫通しているリブの部分(後ろ側)一ヶ所。

メモ的ななにか

  • キャノピーのクランクケースLカバーを固定しているネジは三種類。いずれもM5。長さが三種類あり、長いほうから順にA、B、C、と呼ぶとすると、最後部上側から順番に数えて1がA、2と6がB、それ以外がC。全部で10本。ただしこれ以外にエアクリボックスを止めているボルト二本とサブフレームを止めているネジ一本を外す必要がある。(もちろんサブフレームとエアクリボックスも)5のネジにハーネスのクランプが共締めにされているので紛失しないように。また、組む時に確実に固定すること。
  • その他ガソリンとオイルのライン、オートコックなども外したほうが作業はしやすい。ガソリンはともかくオイルラインにエア咬みのリスクもあり、また環境によっては火の気の心配などもあるからケースバイケースで。(俺は切らずにやった)
  • 充電式のインパクトレンチがあると何かと楽(クランクシャフトにインパクトを使うのは御法度というヒトもいる)

あくまでも感想レベルのまとめ

  • 二日目の夜に入って今までに60kmほどの距離を慣熟走行のために流して走った。といいつつ非力なため、最初のワンセット20kmを除けば事実上全開走行みたいなもんだが。ようやくクラッチやベルトにもあたりがついてきたようで平地であれば60km/hは余裕。ユルい下りで68km/hくらいまでは確認したが、その先はブレーキが追いつかないので試していない。キャブのセッティングをもう少し詰めれば70km/hは平地でもフツーに出るだろう。
  • 特にアクセルを全開にしなくともフツーに走ってフツーに四輪に食いついていけるので、性能試験とかそういう意図がなければむしろアクセルは絞り気味。全開でない時間も多い。いつもの川沿いの道路での試験走行でもフツーに走っている間に前のクルマに追いついてしまい、いったいホントはどこまで出るのかはわからずじまい。といってもせいぜい70km/hくらいだろうが。ノーマルタイヤ、デカボックス(重さ10kgほど)、オートチョーク付きキャブ、ノーマルマフラーという大人しい仕様としてはまぁ立派なほうだと思う
  • 次はフロントディスクブレーキ化をやる
  • ブレーキがもう少し効くようになったらハイポートとか進角やらやってパワーをもう少し引き出してやって70kmでフツーに巡航できるようにするつもり。ただ、あくまでもアシグルマなので無茶な仕様にはしない
  • 次の駆動系メンテは3000kmを過ぎてオドの読みが70000kmに届く頃。おそらく春先か。
  • 今の燃料価格差であれば、燃費がよくなるのであれば圧縮を少し高くしてハイオク仕様にしてしまってもいいかもしれない

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