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もともとこの参道はコンクリ舗装の路面で滑り止めが施されていて、お会式のときなどは両側を夜店が埋め尽くして、土手はセメントでぬり固められ、いくつか残っていた防空壕の入り口には小さなお地蔵さんが祀られていてその前で傷痍軍人たちが哀し気なバイオリンを弾いているようなそんな場所だった。
父は傷痍軍人が嫌いであった

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