Archive for the ‘Digital Photo’ Category

Pixelmator

世界初のGPUを使ってサクサク動く画像編集ソフト「Pixelmator」
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070601_pixelmator/
内原さんの日記 経由

“GPUを使って”という表現は判りにくいですが(何せ世界初なので表現もこなれていないのかと)APIとCPUのサービスを通じてGPUに仕事をさせるのではなく直接GPU命令を使って描画し、VRAMやらCoreImage環境(つーかCoreImage対応プログラマブルGPU搭載カードのある環境)においてはRAMの一部までをキャッシュ(スクラッチ)領域として使い得るというところかと。

開発サイトはこちら。
http://www.pixelmator.com/

業務使用するとなるとソフトウェアの出来以外に「Adobe互換」が強く求められる現状では難しいと思いますが、巨大データの編集でいらついていることが多い方にはいいかもです。

ただ。まだ絵に描いた餅です。

XMP

http://www.adobe.com/products/xmp/
http://en.wikipedia.org/wiki/Extensible_Metadata_Platform
http://www.antenna.co.jp/XML/xmllist/XMP/AboutXMP.htm

メモとして。

先のエントリを起こした時に「XMPタグ」ではなく「IPTCタグ」というように表記したのをあとで訂正したのだけど、どうやら2005年3月以降はIPTC(国際新聞電気通信評議会)とIDEAlliance(International Digital Enterprise Alliance)とAdobeとの共同でIPTCがメタデータとして扱おうとしていた諸情報はXMPスキームの中に組み込まれているようだ。
PhotomechanicやGraphicConverterで扱われている「IPTCタグ」という言葉も要は共通規格としてのXMPの一部ということでいいのだろう。そういえばLightroomで付与した「レート」が、そのフォルダをGrapicConverterで開いた時に正しく反映されていた。つまりこれもXMPに対応したアプリケーションであれば読み込めるタグのひとつということになるのだろう。

XMPをもしもOSXのPreviewで操作できるようになり、なおかつPreviewでExifサムネールの切り出しなどもできれば、ファイルの読み込みが一番早いのはPreviewだしOSX標準アプリであるから客先とのやり取りに使う標準ブラウザとして有用になるのだと思うけれども。残念ながらOS10.4のPreviewでは今のところその機能はない。
そういう意味ではまだ多少β風味ではあるけれどもクロスプラットフォームの画像管理ソフトであるLightroom1.0を割とライセンス関係大盤振る舞いで撒いているのもAdobeの長期戦略のひとつなんだろう。実際便利だし。一旦普及してしまえばOS標準でこの機能をサポートされるようにでもならない限り、Adobeの独壇場になってしまうだろう。Apertureはwindowsで動かないからな。

この手のソフトはとりあえず客先のwindows(たいていはノート)でも動くことが肝心だと思う。

Lightroom: XMPキーワードタグ

隠し芸として現像もさくっとできる画像データベース管理ソフトであるところのAdobe Lightroom(笑)。その性格からして最重要機能であるはずのXMPキーワードの管理機能なのだが、うちのeMacさんにインストールした環境ではXMPタグの内容となる文字列に2バイト文字が含まれていると、そのタグをSpotlight検索で参照することができないようだ。半角英数字は大丈夫。これは果たして文字コードの不整合なのか、あるいはSpotlightかLightroomどちらか単体での実装の問題、はたまたXMPタグの仕様そのものがダメダメなのか?。

んーむ。なんとお茶目な。

XMPタグとスポットライト検索の話で言えば。当然といえば当然だが、現像時にXMPタグを埋め込むように設定されていてもそれは吐き出された出力画像ファイルに埋め込まれるだけで、元のRawファイルやLRのDBファイルには反映されない。Spotlight検索子にXMPキーワードを設定しても見つかるのは出力ファイルだけだ。それがもし別のディレクトリに移動されていたりファイルネームがRawファイルと相似でないものに変更されていれば、もとのDBファイルを検索で見つけることはできない。Lightroomで何か振り返って作業する場合に見つけたいのはDBファイルの所在なのだが。
XMPキーワードやらその他検索で使いそうなタグの内容を出力ファイルとDBファイル(場合によってはRawファイルにも)Finderコメントに埋め込むようにできればこの問題は改善されるだろう。
DBファイルを容易に見つけることができてそれをダブルクリックで開ければ、あとはパスを相対パスで扱うようにするだけでどこにデータを移動させても問題は無くなる。つーかそうなるとCaptureoneと同じだけれども。。。

1:1 プレビュー

LightroomでのルーペツールというのはCaptureoneのプレビューウィンドウと同様に、あらかじめ生成した低解像度の画像を表示するものであるようだ。これが環境設定でいうところの「標準プレビュー」でそのサイズをあらかじめ設定しておくことができる。
それとは別に「1:1プレビュー」と呼ぶものがあって、これはCaptureoneでいうところのフォーカスツール、Apertureのルーペツール、KodakのDCSPhotodeskでいうところのフォーカスウィンドウと同様、Rawデータから一部を現像してキャッシュして表示しているようだ。Captureoneだとその都度現像して展開するために手間取るが、Lightroomでは(マニュアルの記述を斜め読みする範囲では)複数の1:1プレビューをキャッシュしておくようでそれらは標準プレビューやオリジナルのRawファイルとひも付けされてライブラリに格納されているようだ。ライブラリを移動したりLightroomを閉じたりするとおそらくは削除されるのだろう。
このキャッシュをファイルに書き出してプロジェクトのあるディレクトリに置いておけるようだと、再読み込みのときの速度がかなり向上するだろうけれども。キャッシュの場所も指定できた方がいいだろう。

しかし。現像ソフトというよりはDBだね。アルバムソフトといった方がいいかも。

Lightroom 試用開始

遅ればせながらLightroom試用開始。とりあえずいまライブラリに読み込んでいるところなのだけどさすがに重い。というより試用ネタとしていきなりこんなカット数の多い仕事のやつでやるというのはどう考えても頭が変という気がする。

とりあえずいろいろ予習はしていたので諸設定とかはそんなにまごつかずにいっているのだけれども、このインタフェイスの煩雑さはどうにかならんもんだろうか。
後々のプロジェクト管理のことがあるので、それぞれの仕事ごとに撮影データを格納してあるディレクトリ(yymmdd_ProjectName形式)の中に yymmdd_ProjectName_LR というディレクトリを作り、そこにライブラリを置き、コピーではなく参照で引くように設定した。これでバックアップと同期すればバックアップボリューム側にも相対パスは同じ参照関係のコピーができる。ただ、他所での不具合というかレポートを読んでいるとLightroomはルートからの絶対パスでファイルの位置関係を扱っているらしく、ということは後々このライブラリを読み込むときにはそれを開いたあとでライブラリとオリジナルファイルの相対位置をLightroomに渡してやる操作がひと手間必要ということになっているらしい。その点はCaptureoneのようにプロジェクトがある階層からの相対パスだけですべてを管理しているモデルの方が便利だ。そうした場合に問題になるのがルートからのパスが違う同じ名前のプロジェクトが同時にCaptureoneに読み込まれた場合だけれども、Capturepneではあとから読み込まれた方をアプリケーション内部で扱うときだけ"(2)"という符号を付与して自動拡張することで混乱を回避している。

まぁとりあえずメモ。
最低限の明日までの納品分の作業に必要なファイルは作ってあるものの、この読み込みはけっこう萎え~なカンジだな。

CaptureonePro 3.7.5

表題のバージョンのCaptureoneソフトウェアがリリースされているようです。

大きなところではNikon D2Xs/D80、Canon Reble400D(KissX)、LeicaM8、Sony α-100 のサポートでしょうか。CanonのDSLRでTetheredオペレーションした場合にソースプロファイルが適用されなかった問題。IntelMac上でメタデータが欠損する事が有った問題。デュアルモニタ環境で運用した場合にモニタプロファイルが自動では適用されなかった問題。。などがフィックスされているようです。いずれもうちの環境では関係ないんですが、ばりばりお仕事をしているところでこの環境にもろに該当するところをweb上で何件か存じ上げているのですが、どなたもこれらの問題について指摘なさっていなかったような気がするんですが俺の見落としでしょうか。謎です。


3.7.5

Improved performance

  • Capture rate performance with IIQ-L on Phase One digital backs has been improved

New camera support

  • Support for Nikon D2Xs, D80, Canon 400D, Leica M8 and Sony Œ± (alpha) DSLR-A100

Improved camera support

Phase One P 21, P 30 and P 45
The Tungsten Easy Gray profiles introduced in 3.7.4 have been improved to be even better in the near to neutral tones. The Easy Gray profiles are good for product shots and for creating consistent looks in the near to neutral tones
Phase One P 20, P 25 and H 25
Generic Easy Gray profiles have been added. The Easy Gray profiles are good for product shots and for creating consistent looks in the near to neutral tones

Solved issues

  • When processing to JPEGs on Intel-based Macs, meta data was discarded
  • ICC profile wasn’t applied during tethered capture with Canon cameras
  • White balance not saved for Fuji S2 and S3 when changing folder or exiting application
  • Occasional delay of preview update when changing ICC profile
  • Temperature slider started at 1800 Kelvin. New starting point set to 800 Kelvin
  • Occasional a green line through part of the image could be seen in Olympus E-500 images. Appeared in the preview and in the developed image
  • Occasional white stripes appeared in H 25 and P 25 images
  • Color profiles did not automatically detect and adjust for dual monitor set up
  • Color profiles did not automatically have perceptual rendering and best quality rendering applied
  • Some Canon images processed with Capture One on an Intel-based Mac showed a resolution of 1 DPI when opened in Adobe Photoshop
  • When importing P 30 images shot untethered a wrong film curve (Film Extra Shadow) was applied

瞬停とUPS

白ひげさんちのこのアラート
うちでもスタジオ撮影の時によく出ます。っていうか写真部長と組んで貸しスタでやっている時にたいてい出るんだけどね。

原因はたぶん瞬停。ちゃんとした正弦波でカットインの速いUPSを使えばたぶんこれに見舞われることはないんだと思うけれどもまだ追試できず。自分名義で貸しスタに入ることがあればUPSを持っていくんだけれども写真部長のところにはUPSないので。今度はちゃんと取りに来てね。事前に。。。というべきなのかどうなのか?
このweblogを読んでいることは判っているので書いておきましょう。っていうか、取りにきて下さい。このままこの仕事のやり方を続けているとうちのiBookのマザーボードが遠からず壊れるので。

OS9の時代にスタジオで使っているPowerMacがやたらフリーズしたという印象のあるヒトもあるかと思うけど、フツーの電源設備ではジェネの二三台をスレーブで同時に飛ばしたら瞬停は避けられないからUPSの装備はスタジオでコンピュータを使う場合には不可欠。スタジオエビスでやったときもこのアラート出まくりで、一応アシスタントのチーフに指摘しておいたんだけど「PowerMacでは出たことない」という話で今度追試しておきますとは言われたものの、テスターで測れる類いのものでもないしたぶん対策されることはないような気がしています。さすがにうちにあるUPS(APC1000)を持ち込むのは大変なので、正弦波でほんの短時間カバーできればいいというスペックの軽量モデルをどこかで出してくれないかと思っているんだけど。ニーズが高まらないと無理だろうな。ミリセカンドの桁くらいで応答するのが理想。カバー用の電源は極端な話キャパシタでも構わない。

先日の仕事ではiBookに負担をかけないようにリピータにもセルフパワーで電源を供給したんだけど、かえってこれが裏目に出てセルフパワーで供給した電源が瞬停で不安定になり一発でリピータがフリーズ。(リピータにはパワーマネジメントの類いはまったくないから考えてみれば当たり前)それに巻き込まれてiBookもフリーズしたり。(笑)
いや。笑っている場合じゃないんだけど。

せめてサージフィルターのついた電源タップでも使えば多少はましかも。うちのロケ用ポータブルUPSは矩形波でしかもカットインが遅いのでお蔵入り状態。まぁないよりはマシなんだけど。んーむ。

使用アプリについて

GCのことについて書いたのでついでに使用ソフトウェアのことを書いておこうかと思う。必ずしもお勧めというわけでもなく、俺の使い方と俺のマシン環境と俺の性格に合ったものだというくらいの意味で、もちろんほかにもっとすぐれたものもあるだろうとは思う。
まぁあくまでもご参考までに。

CaptureOne Pro
RawファイルからのjpegやTIFF生成。もうこれは定番なので説明の必要はないでしょう。
Photoshop CS2
レイヤー合成やトーン調整などのピクセル編集ソフトとして使用。RGBインクジェットプリンタでの出力フロントエンドとしても使う。
GraphicConverter
バッチ処理の権化。jpegを縮小したりバイナリカット、IPTCタグ編集、プレビューやアイコンの付加。。等々のファイル編集。ブラウジング。
FileBuddy
ファイル管理。持ってないヒトがいるのが不思議。
Photogrid
今のところ出力されるPDFカタログが一番きれいなので使ってます。単機能だけど。
BusinessCardComposer
名刺、封筒、ブローシャ、宛名ラベルなどのデザイン/出力。
Jedit/JChecker
HTMLを書いたりマクロ編集など簡単なコーディング。JCheckerがOSXネイティブなったのでたぶん近々JeditX/JCheckerXに移行すると思う。
Toast6
旧バージョンだけど新旧マシン混在で使うには現時点ではVer6が良かろうと思っている。ただ7もそろそろ入手しておくべきかも。
PTMac/Panotools Plugin
パノラマソフト。説明不要にして説明不能。(笑)

ざっとこんなカンジかなぁ。あとOSX標準アプリだけどPreviewは便利なアプリだと思う。DigitalColorMeterもね。

GraphicConverter 5.8.2

あまり声高にいうのもなんなのでひっそりとお勧めしておきますが。。。

GraphicConverter5.8.2がだいぶ前にリリースされています。IntelMacをお使いの方を中心にお勧めしておきます。UB化されていますので。

http://www.lemkesoft.de/en/index.htm

Mac系の画像ブラウザソフトというと最近ではPhotoMechanicの話題が多いようですけどPhotoMechanicがUB対応するのはたぶんもうすこし先になると思います。カラーマネージメントに対する対応もGCの方がしっかりしていますしファイルのバッチ処理の速度や安定性も数段上です。
ただ一点注意すべきはPhotoMechanicではRawファイルの中にRawデータとJPEGプレビューが存在する場合にはJPEGプレビューのほうを開くのがデフォルトになっていますがGCではRawデータのほうを展開するのがデフォルトになっています。したがってその設定を変えてやらないと見かけ上遥かに遅いように感じるので、ブラウジングのためにはブラウザの設定でJPEGプレビューを開くように設定する必然性があります。
どのみちRaw展開に使っているのはどちらも(たぶん)dcRawエンジンなので同じマシンなら速度はかわらないかGCの方が速いでしょう。PhotoMechanicはブラウザソフトというよりは送稿ソフトなので、区別して考えた方がいいと俺は思っています。ネットワーク経由で送稿するために不要なファイルを間引いていく機能に特化したソフトと思った方がしっくり来ます。
まぁPhotoMechanicで一番気に喰わないところはシングルクリックで「選択」ダブルクリックで「新規ウィンドウで開く」というMacのグローバルインターフェースを無視しているところですけど。けっこう重要なところなので。キャッシュ容量やマシン環境に依存する設定項目を細かく設定できるのもGCのほうですしインターフェースも日本語化されていますから(一部変な訳がありますけど)何も無理してPhotoMechanicを使わなくともいいのではないかと俺は思っています。

っていうか。Macの画像ブラウザソフトのド定番なのになぜみんな使わないの?

GMG

GMGカラーテクノロジーズ http://www.gmg-color.jp/

うちのシャチュォさんもフォトイメージングエキスポでデモを見て感銘を受けていたようです。

CaptureOne: Overlay Utility

以前からPhaseoneバックでもそうですがおそらくはCanonのDSLRであっても、CaptureonePro/DBでtethered operation(連結撮影)する場合には、Compositionモードと呼ばれている、あらかじめ用意したTIFFないしはjpegの画像をオーバーレイ表示してそれをアタリにしてキャプチャーした画像とリアルタイムに重ねて見てブツの配置などを決め易くする機能があったんですが、いつの間にかバージョンアップの過程でtethered が可能なカメラだけではなく、Capture画像のプレビューにローカルのディスクにある任意のjpegないしはTIFF(レイヤーなし)を重ねることができるようになったようです。
現行バージョンではOverlay Utilityという名前になっており、Previewウインドウ(コマンド1)の表示に対して重ねて表示できるようになっています。すでにお気づきに方もいらっしゃったかもしれませんが今の今までtethered が可能なカメラだけの特権と思っていたので自分の認識を改める意味でも書いておきます。
フィルムの時代から、デザイナーがピングラのサイズにアタリ画像をレーザープリンターでOHPフィルムに出力したものを作ってきてくれてそれをポラに重ねたりあるいはピングラに貼って構図や配列を見ることは多々あったのですが、それと同じことができるわけです。いちいちPhotoshopに読み込み可能な画像を書き出してPSDファイルにレイヤーを挿入するよりも圧倒的に速いので(特にうちみたいな遅いマシン環境では…….)有効な方法でしょう。
フィルムの時代だとあらかじめ撮影に使用するフォーマットを規定して準備しておくか、あるいは現場にカラーレーザープリンタがあることが必須の方法だったのですが。。。まぁ楽になったのかどうか。ビミョー。どっちにしろそういう事前準備をしてくれないアテンダントもいますけど、ラフが存在しないということはまず無いし、広告関係ならばいわゆる大ラフではなくもっとカチッとした物があるのが通例ですからカメラサイドにフラットベッドスキャナがあればそれを取込んでやればいいでしょう。事務用のネットワークスキャナで充分なので。うちでは引越の際にその用途を見込んでブラザーのデスクトップ複合機を入れてすべてのMacさんからネットワーク経由でスキャニングやプリントができるようにしてあります。

レンズキャスト。。。
完全無反射ないしは金属全反射以外の物質の表面からの反射はほんのちょっとしたレンズ主点位置のずれで波長も位相も変移するから、ビューカメラでバックシフトを活用するかあるいはパノラマ系機材でモーダルポイントをキチンとレンズ第一主点に合致させて撮影するかしないと単純なレンズキャスト修正だけではたぶん色艶に関しては合わないと思います。ここで書くのもなんですけど。
Panotools系アプリでレイヤーありのPSDファイルに書き出したあとでEnblendを使うかフォトショで修正した方が完璧に近い物ができるような気が。。

以上未検なのであれですが、興味ある方のためにアーティクルとして投げ出しで書いておきます。

HP Photosmart Pro B9180 発表

060325_hp9180.jpg

ヒューレットパッカードからプロフェッショナルユース向けに200年の耐光性を持つ8色顔料インクのA3ノビ対応インクジェットプリンタ Photosmart Pro B9180 が発表されたようです。

日本HP、写真家向けインクジェットプリンタを発表 – ハイエンド分野に参入
[MYCOM PCWEBの記事]
プロ・フォトグラファー向けハイエンドプリンタ分野に参入
[HPのプレスリリース]

個人的にはあまり写真を後生大事に保存する趣味もないし、ある程度退色が進んで本人がこの世から消えたあとせいぜい50年くらい持ったらあとはフェイドアウトしてくれた方がむしろ良いと思っているくらいなので保存性についてはあまり重視していないのだけれども、例えば作家の作品としてイメージを扱う場合にはやはり保存性の問題は重要なので、顔料インクの耐久性と染料インクの階調性と高い彩度などの表現力を併せ持ったプリンタの開発が進むのは朗報と言えるだろうとは思う。
強制退色試験で200年とか300年とかいう数値が出るくらいの耐久性があるようになればインクジェット出力によるプリントもコマーシャルギャラリーや美術館の収蔵取り扱いの対象になりうるための条件の一つをクリアしたと言ってよいと思う。認知されて抵抗なく扱われるようになるのはまだだいぶ先だと思うけれども。何より作家ないしは制作者の側がきちんとアーカイバルプロセスの工程を踏んでいることを証明できるようになる必要がある。

現行のHPのハイエンドモデルHP8753のユーザとして言えば、画質に関しては文句なしで決してEPSONやCANONにおとる物ではない。ただ、特に事実上はEPSONのハイエンド機が業界のデフォルトになっている面があるので、社外の用紙やプリンタのキャリブレーションを行なうユーティリティがEPSON/CANONには対応しているけれどもHPのモデルには対応していないことが多いなどのデメリットがあるのが現状。新型機ではプリンタ自体にテストチャートを出力して読み取り、その結果をもとにキャリブレーションを行なう機能があるようなので実際にはどういう運用になるかは判らないけれども先に述べたデメリットに対するHPからの回答と言えるかもしれない。ある意味で画期的。


追記

純正紙としてハーネミューレをラインナップしていることも特筆しておきたい。ハーネミューレといえば水彩画や版画用紙として古くから使われている紙でもちろんアーカイバルマテリアルとしての資質を充分に備えている。エッチングやリトグラフなどをかじったヒトなら使ったことがあるはず。
ハーネミューレを紙ベースに使ったHP Hahnemuhle Smooth Fine Art Paper、HP Hahnemuhle Watercolor Paper、およびアドバンストフォト用紙(こちらはイルフォードのレジンコート紙ベース)の三種の専用紙に出力した場合に200年以上の耐光性を備えるということのよう。

国内でこそ影が薄いけど世界的にはシェア一位のHPの本気が見える製品と言ってよいだろう。

機材関係ロードマップ?

今年予想される機材関係の更新やメンテナンスのスケジュールを自分的にまとめる意味で軽くロードマップを書いてみる。

  • 2006.Q1
    1. バイクのトランクに入る長さ(65cm)に長物のサイズを揃えて簡単なポートレートやショップ、ギャラリー取材などをバイクで行けるようにする
    2. いまさらTigerをキープしておくか。
    3. 暗室整備
  • 2006.Q2
    1. Macintelの動向を伺いつつデスクトップの増強を考える
    2. CaptureOne ほかの重要ソフトウェアのUB対応について調査
    3. Appleの12″Intelノート発表?
  • 2006.Q3
    1. Pentaxの1000万画素DSLR発売。D200相当のクラス。
      これについてはたぶん買うだろう。価格にもよるけどたぶん二台。
    2. Pentax 645digital発売。(たぶん)
      これはたぶん買えないだろう。(笑)
    3. IntelなPowerMac発表?
      PowerMacという名前は消えるかも。フルラインIntelな64bit環境でLeopardな時代に。
      これを見てからたぶんコレに手を出すかあるいはセコハンでPowerMacG5を買うか。いずれにせよOSは10.4以降なので使えないアプリも出てくる。したがってeMacは現役続行。(Kodak系のDSLRやプロバックのデータを扱うにはOS10.3の環境が必要) Kodak系のカメラ環境として10.3が必要というのはガセみたいです。未検ですけど調べた範囲では10.4でもいけそう。
  • 2006.Q4
  • 2007.Q1
    1. Newton MessagePad4000発表。(ウソ)
  • 2007.Q2
    1. ぼちぼちフィルムの終焉。あるいは揺り戻しで大判流行り。(笑)
  • 2007.Q3
    1. Photoshop CS3 (Ver10)リリース
  • 2007.Q4

やぶにらみも含めこんなカンジか。

懸念事項としては以下の通り。

(続きを読む…)

蛍光灯のフリッカー

某所の話題に出ていたことですが、グロー式に限らずスタータ式でもレリーズのタイミングと蛍光灯のフリッカーのシンクロ具合で明るさの差は出ますね。デジタル撮影に限らずフィルムの時もそうでしたが。1/60でも出ますから露出が大事な時は1/30くらいにしておいた方が無難かもしれません。

あと、蛍光灯の本数が少ないとき(一本とか)異常に近いとき。。例えばデスクスタンドで照らされている時に、その灯器がインバーター式でなおかつカメラの幕速が速いタイプである場合、高速シャッターで撮影するとシマシマに写ることがあるのでこれも留意する必要があります。まぁこれはレアケースか。管のコンディションも影響するのだろうし。

imation FlashGo!

表題のブランドのSDカードリーダ、形式で言うとFG-SD/MSD2という奴だが、要はこの製品ラインの中のSDカードとminiSDカード(携帯電話のメモリーカード)とMMCがアダプタなしで兼用使用できるタイプのUSBカードリーダを買って、iPodとの組み合わせでSDカードのカメラのポータブルストレージとして利用しようと思って購入したのだが、残念なことにiPod CameraConnecter経由ではカードが認識されず使用できなかった。以前買ったバッファローのCFカードリーダでは問題なかったのだが、この辺りは相性問題ということで諦めるしかないのかもしれない。メーカーごとのコントローラチップの方言のせいなのかあるいはデュアルスロットのリーダであることが問題なのかはちょっと現時点では判らない。
ASAPでほかのリーダを試してみるつもり。

MacOSXの環境ではドライバインストールの必要もなくフツーに認識できる。ただしハブ経由では使えないようで、本体のUSBスロットに挿す必要があるようだ。この辺りは環境によっても違うかもしれない。少なくともうちのハブではダメだった。(ハブはバスパワーではなくセルフパワーで使用しており、IEEE1934とUSB2.0のコンボハブ)

以上。覚え書きとして。

Lightroom Beta2

Adobeが開発中のLightroomのPublic betaリリース2が出ています。
http://labs.macromedia.com/technologies/lightroom/

要はAppleのApertureと同じでRawデータのキャプチャーからセレクト、現像、プレゼンテーションやオンデマンド印刷までの統合ワークフローソフトウェアとしての機能を持つ予定だとか。まだまだ開発の端緒なので「たっぷりテストしてたっぷりフィードバックを送ってもらえる余裕があるよ~ん」というニュアンスのことが書いてあります。(謎)
テストしてみようと思ったのですが、動作環境が MacOS 10.4.x 以降ということで、残念ながらうちの現状の環境では起動できませんでした。Public betaとはいえベータ版のソフトウェア(しかも英語版)をテストもせずに紹介するのはなんなのですが、開発の狙いの一つに「Apertureよりも軽く」というポイントが挙げられていることもあり、まともに動作すれば有用なソフトウェアになるであろうことは間違いないのでややフライング気味ですが一応書いておきます。

テストは自己責任でお願いします。
うちもTigerにするかなぁ。。今さらながら。