Archive for the ‘Digital Photo’ Category

Phaseone.com メンテナンス中

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通常の更新かもしれませんが、何やら期待を持たせるような書き方をしてあるのでひょっとするとメジャーバージョンアップなどがあるかもしれません。

CETで15:00というとあと一時間弱。


追記

どうやらP45デジタルバックのリリースだったようです。「P45での撮影と4×5″で撮影してドラムスキャナでスキャンした場合の比較」とかそういう記事がアップされています。
自分には縁のない世界なのでついつい忘れがちですがPhaseoneって本当はハイエンドデジタルバックがメシのための会社なんですよね。俺はついついCaptureOneの方を連想してしまうけど。

GraphicConverter 5.7.3

GraphicConverter のバージョンが5.7.3に上がり、Rawデータからの簡易現像のサポートフォーマットが拡充されうちのカッコいい*istDのPEF形式ファイルもサポートされるようになった。

正直言って、現像の操作性や画質についてはもうC1proの圧勝なのでこれでPEFファイルの現像をやろうとは思わないが対応するファイル形式をご覧頂ければわかるように

  • CRW – Canon
  • CR2 – Canon
  • NEF – Nikon
  • DCR – Kodak
  • ORF – Olympus
  • X3F – Sigma
  • RDC – Rollei
  • RAF – Fuji
  • SRF – Sony
  • PEF – Pentax
  • MRW – Konica/Minolta
  • DNG – Adobe general raw format

。。という具合に主要なDSLRのファイルフォーマットを余さずサポートしている。個人的にはKodakとSIGMAをサポートしていることを評価したい。というのもぶっちゃけCaptureOneがサポートしていないからだが。
まぁそれだけならPhotoshop CS2でも同じだけど、GCのほうはPhotoshopのようなpixel編集ソフトではなくて出自をたどればブラウジングと画像の取込み変換に特化したソフトであることがポイントで、ファイルのリネームやリソースフォークの削除などのファイル操作機能も充実している。レイヤーを使った編集などはできないけれどもざっくりとした基本的調整をスピーディに行なうには最適のインターフェースを始め、高速なHTMLカタログファイルの書出し機能を備えその際にある程度各パラメータを自由に変更できるなど見るべき点は多い。AdobeでいうBridgeとImageReadyをあわせたくらいの機能があるにも関わらず非常に安価であることや、何より動作が軽くマシンパワーをバカ食いしない点も含めロケ用のマシンの画像ブラウザとしてMac環境での使い勝手は悪くないと思う。
ブラウザソフトとしては他にiViewMediaProやらPhotomechanicやらいろいろあるけど俺テキにはGCで今のところ充分。。というかGCさえあれば開けない画像ファイルはない。。という点においてこれは外せないので、できる部分についてはこれでやってしまっている。C1で吐き出した画像を納品できる形式にするのもGraphicConverterとFileBuddyで完結しているし。

写真屋界ではあまりメジャーでないソフトですけどけっこうお勧め。
つーか。写真屋以外でデジタル画像を扱わなければいけないけれども合成とか複雑な調整はしない。。という立場のヒトにとってはイチオシでしょう。

富士フィルム プリンタインク用染料メーカーを買収

日経の記事
富士写、308億円でプリンター用インク染料最大手を買収
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051226AT1D2500H25122005.html

富士写真フイルムは家庭用プリンター向けインク染料の世界最大手、英アビシア社(マンチェスター州)を買収することで同社と合意した。買収額は約308億円。デジタルカメラの普及でフィルム市場が縮小する半面、家庭で写真を印刷する需要が拡大している。今後、大手プリンターメーカーへのインク染料の供給を増やし、収益の柱の1つに育てる。

富士写はこのほどアビシア社の全株式を取得する契約を締結。来年2月をメドに買収手続きを終える。26日発表する。 (07:00)

商売としてはよくわかる。

ときに。インクジェット用のプリンタの染料の供給元って何社くらいあるんだろうか。供給元が事実上寡占状態ならインクジェットの保存性がどうこうなどとうたったとしても要するにそれは宣伝コピーないしは商品企画上のことでしかないことになるのだろうが。
まぁそれを言ったら電化製品なんかは蓋を開けて無銘の構成部品の出所を精査すれば中身は全部おんなじ。。なんてことは今さらいうまでもないことではあるけど。

ダイナミックレンジ?

電塾でもその他いろいろなところで最近よく読むのが「次はダイナミックレンジの拡大」っていう話だ。俺もつられてたまにそう書く時がある。

でも翻って聞きたいんだけど、ここでいうところの「ダイナミックレンジ」の定義って何だろう?
オーディオの世界ではなんとなく入力に対してリニアな出力特性(というか出力波形?)が得られる入力の範囲を最大値と最小値の差で表現した数値。。という程度の共通認識はあると思うけど。
デジタルフォトの世界ではなんとなくトーナリティを維持するRGBデータにマップできる入力輝度域くらいの事のような気がしているんだけど、それってホントにそれでいいんだろうか。結局オーディオで云うところのダイナミックレンジの拡大に相当するのは入力たるデジタルカメラの記録データ云々ではなくて出力機たるモニタの問題のような気がする。現時点のでの現実解としては。

白地にPhotoshopで作ったグラデーションパターンでモニタの表現できるトーナリティを判断するチャートとしている例が多い事と並んでその事が非常に気になっている。フィルム時代の「標準反射率は18%」というささいな間違いと同じくらいに。

チャート (5,5,5)-(255,255,255) 10/255刻み

A B C D E F G H I J K L M
                         
                         
N O P Q R S T U V W X Y Z

www.dpreview.com のレビューページに「このレビューをみるにあたってはこれくらいの階調が見えるように調整したモニターで見る事を推奨するよ~ん」。。と書いてあるチャートを模したものを作ってみた。

一番暗いところがRGB値で(5,5,5)で一番明るいところが(255,255,255)。ステップは10刻みで26段になっている。
個人的には階調が見えているかどうかという判断をするにはこれくらいで充分なのではないかと思うけど。

チャート

253 251 249 247 8 6 4 2
255 0

新藤さんのサイト記事を読んで同じチャートを作ってみた。画像ではなくHTMLで記述して直接描画させていますから境界ににじみや偽色などはないはず。jpegだとどうしてもピクセル間で影響しあってしまうのでこうしてみた。全部CSSで定義しているのでスタイルシートを有効にしていないと正しく表示されないので、CSS有効でみて下さい。

で。肝心の「暗い方の変化量2,2,2のピッチが判別できるかどうか」だけど。。。これが判定できるモニタってあるんですか?(笑)i1でキャリブレーションをとってあるうちのeMacさんのモニタでもかすかにしか判らない。まぁあんまり上等な管でもないうえ構造上外乱を受けやすい表示器ではあるし、このチャートも背景のグレーをもう少し広く取らないと検定用として不適当なんだけどね。もう少し時間のある時にavailwidth/availheightを取得してフルスクリーンで描画させるHTMLを書いてみようと思っている。javascript苦手なんだけど。

業務連絡

>新藤さん
サイトの表紙に貼ってあるチャートの上の段のデータがOSXのデジタルカラーメータで計測すると暗い方はそれぞれ1づつ高くて明るい方はそれぞれ1づつ低くなってます。255と0は出てますけど。あと、rgbの値がそれぞれ1だけばらついているみたいです。元画像の問題かそれともブラウザの描画の問題かは判りませんし、大勢に影響はないと思いますが。(うちでCSSで書いた奴は理論値出ているのでたぶん画像の問題だとは思うのですが)

iPod Camera Connecter + 3K4はNG

半ば予想はしていた事ですが。iPodにカメラコネクタを取り付けてUSBカードリーダで引っ張る。。というやり方をする場合に3K4の2GBマイクロドライブは動作しませんでした。
原因がiPodからのUSB経由の電力量によるものなのかそれとも3K4のコントローラとのやり取りでお互いの方言がお気に召さないのかは判りませんが。

3K4の2GBがダメという事はまず3K4の4GBもダメでしょうし、おそらくは3K6もあるいは更に上位の8GBモデル(形式名知りません)もたぶんダメだと思います。かといってコンパクトフラッシュがすべて大丈夫かというと。。たぶんCF型HDDよりは大丈夫なものが多いとは思いますがやはり完全に適合するかどうかは何とも言えません。あくまでも「カメラ」コネクタなのでドライブ側に電源を持つ事を前提としているはずですからまず電力の面で厳しいメディアはダメかもしれないです。

ご報告までに。

バックアップ

バックアップとアーカイブの定義をどのようにするかは別問題としてここでは単純にデータの保存のためのボリューム構成。。程度の意味で書いてみる。

基本的な考えとしてうちで注意しているのは二つのこと。一つはできるだけアクセスしないこと。もう一つはアクセスする必要のあるデータは最低でも一つのバックアップファイルを維持すること。

(続きを読む…)

iPod Camera Connecter

先般iPod(セコハン)を買った時に書いたけれども iPod Camera Connecter を使ってiPodをまじめにPhotoストレージとして使うと云う話。
今日茶筒の売却清算にいった時にヨドバシで件のアダプタとごく普通のバスパワータイプのUSB2.0カードリーダを買ってきて試したところあっけなく認識してCFの中のRawデータファイル(PENTAXのPEFファイル)をリトリーブすることができました。メディアはレクサーの512MBのCF。リーダーやカードの仕様によって消費電力やプロトコルの制限などがないとも限らないので保証はできませんけどとりあえずiPodのDockコネクタ経由でUSBバスパワーが供給されていることと、そのバスパワーで駆動してマウントできるカードリーダーとメディアであり、メディアのroot以下のファイルシステムがDCF準拠であれば読み出しできる可能性は高いと言ってよいと思います。

そうやってデータを吸い出したあとでiPodをMacに接続したドックに挿すといきなり認識されて、驚いたことにCaptureoneが「カードがマウントされたけどファイルを引っ張るかい?」と聞いてくるんだけどそれでOKのキューを出してもファイルが転送されない。どうやらディスクモードでマウントしないとダメらしく、手動でディスクモードにしてからドックに挿すか、さもなくばiTunes環境設定で「iPodをディスクとして扱う」にチェックを入れてディスクとしてFinderにマウントされるようにしてやってからドックに挿すと、同様にC1がダイヤログで聞いてきて、キューを出すと以降普通にカードリーダーでカードをマウントしたときと同様に扱われる。読み出し速度もFirewireカードリーダのそれかむしろ速いくらい。(iPodカメラコネクター経由でのUSBカードリーダからiPodへの転送はやや遅く感じるがそれはカードリーダの性能かあるいはアダプタの性能かどちらがボトルネックになっているのかは判らないが本来のUSB2.0のパフォーマンスは出ていないように感じた)

とりあえず報告というか自分あてのログとしてここに書きなぐっておく。

iPodとiBookG4 雑感

051121iPodEtiBook.jpg

ぼちぼち使ってみているiPod。正直音楽プレーヤとしてはもう飽きた。(笑)

もともと外で音楽を聴く趣味はあまりないのだが、それは単に今までそういうデバイスを持っていなかったからかもしれないと思いしばらくあえて外で聞いてみる事にしてみたんだけど、やはり自分にはしっくり来ない。
まず変な話し回りの音が聞こえにくくなるのが気持ち悪い。場合によっては不用心ですらある。自分をその場所から切り離すための装置としてはいいかもしれないけどそれでは写真撮れないし。少なくとも街で写真を撮る行為と音楽を聴きながら歩く行為は両立しない。家を出る時に玄関先から既にiPodで音楽を聴いて移動中もひたすらケータイでメールをやり取りするようにして過ごしていれば、自分の部屋とあらかじめ決まっている自分の目的地、自分を歓迎してくれる(であろう)相手以外とは一切接触を持たずに臆病な王様のように振る舞って通す事もできる。背広やネクタイと同じで単なる鎧にしか過ぎない。ベクトルは違うけれども。
自分には鎧は必要ない。カメラという盾がある。

iPodが来る少し前にロケ用のノートをpismoからiBookG4にスイッチした。この事は現場でUSB2.0のデバイスが使えるようになった事を意味する。。。というか、iBookG4にスイッチした一番の目的はIEEE1394aに見切りをつける路線を敷くためでもある。現実問題として規格を提唱していたAppleでさえ半ばFirewireには見切りを付けているような状態で、周辺機器もIEEE1394aのものはほとんどない状態ではFirewire以外に高速外部デバイスポートを持たないハードウェアは時代遅れと言わざるを得ない。

iPodを買うにあたってeMacとのコンパチビリティを理由にIEEE1394aでの接続キットが同梱されている(要するにお買い得でケチケチな)iPod photo 60GBモデルの中古にしたわけなんだがこれにはUSB<->Dockコネクタのケーブルも同梱されているのでFirewireケーブルとDockをeMacに接続して母艦とし、USBケーブルのほうはカメラバッグに常時入れておく事にした。このケーブルを携行していればiPodをディスクモードに切り替えてUSB2.0接続のハードディスクとしてWindowsPCにもMacにもマウントできるので取材先で資料データををお借りするようなときでもコイツに落としてもらう事ができる。意外と便利。

その他。まだ実機で試してないので確かな事はいえないけれどもDockコネクタを持つタイプのiPodに汎用できる「カメラアダプタ」なるアクセサリがあり、これは要するにUSBマスストレージクラスのデバイスをiPodにマウントして自動的にデータをリトリーブするもののようなので、なんとなくだけどこのアダプタとUSB2.0接続のカードリーダを組み合わせるとTripperの代わりとしても使えるような気もしないでもない。制約はあると思うけれども。(最低限「iPodがサポートしていないファイル形式でもリトリーブできる」事が必要)実際にそういう運用が可能ならば何も「特殊機材」であるところのデジカメデータ用のポータブルストレージを持ち歩く必要はなくなる。プロ用機材の何が嫌いかと言うと要するに補充がめんどくさい。できればコンビニで売っているものだけで全部の仕事を済ませたいくらいだし、本当にコンビニの品物で撮影ができるならばたぶん日本全国どこでどんなトラブルにあっても仕事が完遂できる。手ぶらで海外ロケに行っても平気だろう。まぁそんな話は大げさだけど、実際問題、出先でポータブルストレージが壊れたらお手上げになりかねないけどiPodなら変な話同行スタッフの誰かが持っているかもしれないし(笑)コンビニでも売り始めるようだからポータブルストレージよりも潰しがききそうだと思う。まじめに。ストレージとしての容量単価でもEPSONのP4000の半値程度だし。ただしRawデータの簡易表示機能はないけど。
jpegやTIFF、PNGあたりの画像でスライドショーが表示できるのも便利。ディスクモードでマウントすればストレージとして使える容量はiBookの内蔵HDDと同じなので出先で必要が生じてファイルを移動したい場合でもまず問題なく退避させる事ができる。その場合の転送速度もUSB2.0なので及第点。これだけ使える機能があって、バッテリーの持ちは抜群だし同程度の容量のTripperNEXTと較べてもコミコミでそんなに高くはない。
意外といいんじゃないかと思ってます。

まぁそんなこんなでけっこうまじめに機材として利用する道を歩んでます。

ラベル

どこで読んだのか忘れてしまったけど納品用CD-Rのラベルについてどこかのweblogに書いてあった事で、内容的には「納品用CD-Rに内容を手書きで書いてあるヒトに限って仕事全体がなんとなくいい加減。うちではちゃんとラベルを印刷してキチンやっている」というような趣旨だったんだけど。。ちょっと気になったので書いておこうかと思う事がある。

まず白状するけどうちは手書きで書いてます。(笑)
まぁCD-Rに直接印刷できるプリンタがないせいもあるんだけど一応ほかにもちゃんとした理由はあって、それはディスクの重量バランスの問題。高速回転するディスクメディアは当然重量バランスの均一性にシビアで、チャック穴の精度もさることながらレーベル面のデザイン処理によっては古いドライブで安定して読み取れない事も充分起こりえる。剥離シールに印刷してディスクに貼るタイプのラベルなどもってのほかだし、各色のインクをどのように噴射してそれが乾燥後にどれくらいの重量バランスの崩れを生むか判らないインクジェットプリンタで印刷するのも俺にはとてもじゃないが信じられない。手書きで書く時にもできるだけ均等な文字量になるようにバランスを工夫して書いたりしている。インクジェットで印刷するわけでもないのにインクジェット向けのホワイトレーベルのディスクメディアを買っているのも、ホワイトレーベルであればデザイン処理がされていないのでディスク面のデザインに起因するアンバランス要因がないからだ。

ヒトのやる事いう事にいちいち目くじらを立てる趣味はないのだけれども、要は読み易く情報を漏らさず配置できればいいのであって手書きであろうが何の問題もないだろう。ちゃんと字の練習はして書いていますし、必要があればディスク内のディレクトリカタログまで別紙で添付しています。いままで開けなかったと言われた事は一度もないし。
ディスクメディアの重量バランスに起因するマウント失敗はDTPの現場にある古典的なMacに搭載され年月を経ている古いドライブでは結構よくあるトラブルなのでその点は気をつけた方がいいと俺は思います。

以上。書き捨てにてごめん。

リチウムイオン電池の基礎

ベイサン:リチウムイオン電池の基礎
http://www.baysun.net/lithium/index.html

どちらかというとBtoBよりの記述が多いですけどリチウムイオン電池の一般特性や運用上のポイントなどについて専門家が書いたこなれた解説として貴重かと思うのでリンクしておきます。

日本語版?

またもやApertureネタなんですが。

ほうぼうで「日本語版の発売まで待つ」とか「日本語版の発売まではデモもできないらしい」という話を読むんですけど、OSXになってからのApple謹製のソフトウェアって全部International版で出ていますから日本語版とか英語版とかの区別はないと思うんですが、この「日本語版」っていうのはどういう話なんでしょう。たしかにiTunesとかは日本語環境にインストールしたマシンからUSのITMSに接続して曲を購入したりはできなかったりしましたけどそれは別にアプリケーションが対応していなかったわけではなくて制限されていただけだし。 この期に及んでAperture(E)とか(J)とかあるんでしょうか。

Aperture 私見

フタを開けてみないと何とも言えないしうちではテストすらできないものについてアーダコーダいうのはまぁおよそ責任ある大人のやることではないのですが、あいにくと俺はあまり責任ないので(謎)以下に述べることはまぁ放言と思って読んでください。
確かなことや定評が知りたい方は権威あるサイトに行くのがいいと思います。

電塾の掲示板でキャッシュのことが話題になっていて、ただそのキャッシュというのがキャッシュファイルをHDDにテンポラリファイルとして作るということを言っているのかあるいはメモリ上にキャッシュするのか。。という話なのかどちらかいまいちよく判らないのでツッコミのしようがない。ただ、メモリ空間にキャッシュを作るかどうかはApertureの問題ではなくOSの問題のような気がする。当然メモリ空間にはキャッシュするしそれがヒープを圧迫すればスワップに書き込むだろう。だってOSXなんだもん。

それとは別の話として。よほどの暇人でない限り読んでないと思うけど、CaptureOnePROがVer3.7.xに上がったときにphaseone.comのリリースでEUのAppleStoreでCaptureOnePROが販売されるようになったことと、PhaseoneとAppleがコラボレーションに入って、その成果がリリースされるのは早ければ今年の第四四半期。。という英文のリリースがあったと記憶している。そのことと、Apertureのサポートするファイル形式にPhaseoneのカメラバックの形式がリストされていないにもかかわらずApertureのリリースにPhaseoneのデジタルバックが大々的にフィーチャーされているということを考えればやぶにらみ的な答えは当然一つで、要するにApertureはPhaseoneとAppleのコラボレーション作品で、DNGでの記録を前提にPhaseOneのデジタルバックにも最適化され、現像部の処理エンジンはCaptureOneの物をベースにしている。。ということになろうと思う。もちろんあくまでもやぶにらみですがね。

となれば話題になっているルーペ様のツールもCaptureOnePROで「サムネールウインドウでファイルを選択し、プレビューウインドウに切り替えて、ルーペツールを開き、Rawデータからその時に設定されているパラメータに従って現像される部分データを表示する」という処理をそれらの切り替えを省いてApple流のGUIで一気に見せているもの。。という解釈も成り立つ。
仮にC1と同様の処理をしているならばサムネールは作るけれども拡大表示はリアルタイム生成で、処理能力が十分あればプレビューもサムネールも(そのプロジェクトを終了するまでは)ディスク上には作らないかもしれない。CaptureOneを使っているヒトなら判っているはずだけど本質的に記録しておく必要があるのは元データ(Rawデータ)と処理パラメータ(XML)と書き出した画像ファイルだけで、サムネールやプレビューは作業中絶えず書き換えられているあくまでもテンポラリなものだ。リアルタイムにRawとXMLから表示すべきグラフィックが描画できるならそんな物ないほうがむしろ良い。作業自体には書き出した画像ファイルも必要ないし。(笑)

それだけの重い処理を現実的な速さで実行するために必要なのが高速ビデオカードとデュアルコアプロセッサ、Core Image、広大なRAM空間ということになる。Core Imageでは画像表示系で極端に重い処理が発生した場合にVRAMへのデータ転送とその待ち時間がボトルネックになるのを嫌いメインメモリー上で処理を行なう。Core Imageが十分に機能する環境でない場合にはおそらくはGUIの表示効果を少し省略した形で走るようになっているのではないかと思う。ちょうど古いマシンにTigerをインストールするとFinderやDockなどの効果が一部省略されて表示されるように。

Apertureという単語の意味は写真業界に身を置いているとついうっかり絞り。。と答えそうなところだけど本当は「壁にあいた穴」つまり日本語で云う「風穴」のこと。(カメラオブスキュラの"ピンホール"のことだ)
AppleのリリースにあるようにFinalCutProがもたらしたような変革を写真屋業界に起こすことができるかは結局は果たしてどれくらいの数のカメラマンがその風穴から外の世界にDepartureしていくかということにかかっているのではあるけれど。。

と。最後は一応お約束のオヤジギャグでしめてみる。(謎)

蛍光灯かぶり

最近自分のやっている仕事の見本誌を送ってもらう中でたびたび気になっているのが「蛍光灯の色かぶり」だ。

一応自分では気を使っているので俺の撮ったヤツはまぁほとんどの場合問題ないレベルになっているのだけれどほかのカメラマン(あるいはプロではない関係者の誰か)が撮っている写真の、特にインタビューカットのポートレートに背景や人物の輪郭に蛍光灯の緑かぶりが出ているものが非常に多い。こういうのがたくさん使われて紙面を占めているとどんなにこちらががんばってきれいに撮ってもいかんせん出版物としての見栄えが非常に下がるので何とかして欲しいと思っているのだが、いっぽうで諸事情によりそういう撮り方になっているのだろうことは理解しているので強くはいえないでいる。

蛍光灯かぶりを防ぐには一つには速いシャッター速度でシンクロさせることだ。大型ストロボのジェネを持ち込んで撮っていた時代ならいざ知らず、使っている機材がクリップオンストロボなどであればシャッターの規格の許す範囲で1/180とか1/250とかでシンクロさせても幕切れなどの問題は起こらないから1/60のような低い速度でシンクロさせることは避けるほうがいい。小型のクリップオンで撮影する場合光量が少ないのでいきおい開放に近い絞りを使いがちでなおさら環境光を拾いやすい。
ただし、室内の明るさで高速シンクロさせるとどうしてもフロントや天井バウンスからのストロボ光だけでは背景にまで回りきらず雰囲気の暗い写真になりやすい。これを回避するためには例えば窓からの自然光が差し込む部分を背景に写し込めるように撮影セッションの場所を設定するのもいい方法だろう。
場所が選べない場合には背景に向けてスレーブで同調できるストロボを弱めの出力で飛ばすことだ。これはあまり光量はいらないので例えばヒカル小町などでもいいのだけど、インタビューカットの場合には速写性も求められるので可能ならば直列制御(サイリスタ方式)のストロボのほうが発光間隔を短縮できるのでより望ましいといえる。いまは多くのストロボがスレーブ機能を内蔵しているので選択肢は増えている。メインライトと同じ機種を使えればいざというときのバックアップにもなるので一つのポイントにはなるけど例えば俺が現場に持ち込んでいるSunpak Auto120Jのような場合はTRパックと合わせてワンセットが相当な大きさになるのでそれをメイン二灯に加えてもう一灯。。となるとちょっと荷物が大変。そういう場合には例えばナショナル(いまはパナソニックか?)で出しているGN20程度の小型のヤツなどがいいかも知れない。(あれは確かサイリスタ方式であったと思う。バイパス式ならNG)メインのストロボがプレ発光するタイプのTTL制御ならば、バックライト用に使うストロボもプレ発光には反応せずに本発光にのみ同調する機能を持っていなければならない。これもやはりメインの二灯と同じ機種同じメーカーならば確実だろうけど、バックライトを入れる場合はバックライトだけはマニュアルで調光したほうがいいかもしれない。そのあたりは各自テストが必要。

フィルム時代にはまず必要のなかった手間だけれども、別の見方でいえば町のDP屋さんの裏の簡易セットで撮っているポラの証明写真でさえバックライトくらい飛ばしているのが事実。編集者や記者が撮っているのなら仕方がない面もあるけど「プロ」と名乗っているものが撮るならばよほどの場合以外は緑かぶりは恥ずかしいだろうと俺は思うのだけれども。

パノラマVR機材

うちで使っているパノラマVR用機材について書いておこうかと思います。倒置法気味ですが、今ラボの帰りにショップに寄っていきたいところがあっていつもの外苑前スターバックスにいるところです。

出先ですし写真もないんで口で説明しますけど、俺の使ってるのはベルボンのマクロスライダーとストロボをバイカメラマウント刷るためのL型のステーです。(笑)要はカメラを縦位置に保持したまま三脚座とモーダルポイントの間のX軸Y軸のオフセットをシフトできさえすれば何でもいいんです。それで最低限の支持剛性があれば。
マクロスライダーは高校一年のときに買った骨董品ですし、Lブラケットも部屋の隅に転がっていたスクラップから剥がしたもんです。その程度のものでもまぁ理屈さえ理解していれば何とかなるもんです。もう少しきちんとできたそれなりの機材が欲しいのも事実なんですがね。特にマクロスライダーが重すぎるし。

元気があったらそのうち写真付きで紹介しようかと思います。