そう。ワンダイヤルのインターフェイスなのにダイヤルが二つあって、さらに顧客が欲しいと言った機能のボタンは整理されないままにK20Dと同じものが同じ場所に付いているんだよな。その点はちょっと言っておきたい。
Archive for 6月 2009
語弊を恐れずにいえば。顧客の要求に高いレベルで応えようと努力した結果、顧客の要求の矛盾がそのまま出ちゃっているようなところはあるなぁ。カメラに限らずきわめてゼロ年代的な話ではあるけれども。
ただやはり速いのはうれしい。
天気が曖昧で気分もサイテーなのであまり乗りは良くないけど半日歩きながらいろいろ撮ってみた。
自分的に一番気になるのはコストの問題だろうけど背骨にあたる部分がk-mとかその辺のワンダイヤルの機種のものを踏襲していることに起因して、すごく右の親指が忙しいカメラだってことかな。自分なりの使い方をしているとフロントのダイヤルがすごくヒマで、入力操作を右手の親指で全部やる都合上、モデファイキーに相当する操作をどうしても右手人差し指でやらざるを得ず、とても使いにくい。ただこれはマニュアル露出マニュルフォーカスマニュアル感度設定で使うヘンタイの持った感想であり、AF/AE/HyPで使うぶんには気にならないと思う。特にシーンに応じて感度を切り替える時に右手人差し指以外では絶対押せない位置にあるISOボタンを押しながら右手親指でしか回せない後ダイヤルを回さなければならないのがとても不便。OKボタンを押しながら前ダイヤルを回せばいいK20Dのほうが慣れを別にしても使いやすい。(前ダイヤルは中指でも回せる)
個人的にはRawボタンにISOボタンの機能を割り当てられればいいと思う。Rawボタンはワンプッシュするだけの操作だからレリーズする指と同じでもかまわないだろう。あと、カメラをわしづかみにして構える癖のある俺が使うと、撮ろうとしてカメラを目の高さまで引き上げる時にかなり頻繁にAEロックボタンを押してしまう。
んーむ。基本的にAE/AF/HyPで使うカメラとして理解するならばいいんだけど。
クラシカルなカンジを出そうとして金属製の吊り金具を採用したのだろうけどどうせなら6×7やLXと同じファスナーストラップ形式にしてほしかった。かつてアサカメのニューフェース診断室で「くるくる回ってストラップが絡まってしまい使いにくい」と評されたことがあってそれが結構いまでも定説化している面もあるけど、そういう欠点以上に「簡単な操作でストラップをカメラから完全に取り外すことができる」という計り知れないメリットがあるのだから、プロ用途を意識するのであれば金具はあれのほうがいいと思う。
というわけで、予約なんかするもんかと言っていたのにまんまと運命に弄ばれていまK-7がうちにある。訳ありだと思うが「中古」という扱いでキットレンズ込みで12万ほどで出ていたのでそれに方眼スクリーンと予備のバッテリーをつけてしめて13万と少しで引き取ってきた。
まだソフトウェアもインストールしてないしようやくバッテリーの充電が終わってストラップを取り付け、テキトーなものを写してみては背面液晶で見てみているとかその程度のレベル。それを前提でいうと、たぶんこのカメラ、jpegで使うヒトのほうが恩恵には預かれるんじゃないかと思う。単にディストーション補正とか色収差補正がビルトインされていてもそれはカードにjpegで記録される場合にしか意味をなさないと思えるからだ。カメラの補正機能を使うとさすがに演算で時間を喰うためにカメラとしての撮影能力が懐かしの*istDを彷彿とさせる(ややオーバーにいえば)レベルまでどんくさくなるので、せっかくの高速性を活かすためにはRawで記録することが前提になるだろう。
で。このキットレンズ、なかなか優秀そう。洗濯物を吊るしてるのを写してみたりとかそのレベルだけど周辺まで布目がバチッと出ている。コンパクトで防水仕様でもあるから使い勝手はいい。値段を考えると..という枕詞なしにも優秀だといえるし、この値段で売っちゃって他のレンズが売れなくなったらどうするんだろうかと余計な心配をしたくなるほど。
しばらくK20Dにはおちゃらけた新宿アルプス堂オリジナル和風ストラップを付けていたんだけど、K-7には最初から、近年「本気カメラ」に付けることにしているアサペンの6×7用ストラップを付けた。重量のあるカメラ向けにデザインされているから細身の割に滑りにくく疲れもせず、だけど柔らかいというなかなかの逸品。6×7もディスコンになってしまったからこのストラップも果たしていつまで市場にあるのやら。あと何本か確保しておくべきかしら。
あとは心の風邪とか疲れとか。
夜は体も疲れているしストレスも溜まっていることが多いから、込み入った話はできるだけそうできる立場にあるのであれば朝少し早く起きてお互いの心が言葉で汚れる前に話し合ったほうがいい。大事な手紙などはASAPに返事をしなければいけないものいがいは、まず十分に読んでこちらの態度との関係なども考えてからいったん眠り、目が覚めて、言葉でいろいろ考えだす前に床の中で考えをまとめいくつかのワードだけを紙に書き留めておいてから起きて、その後食事をして頭が回転するようにしておいてそれから電話するなり手紙を書くなりするようにつとめている。大抵が、夜カッとなっている時にコンタクトをとると失敗する。(まぁ朝まで頭が冷えていないときもあるがな)
ヒトはけだものだから無駄な喧嘩はしないが、人間というやつはたいていろくでもないことを言ったりやったりする。
