Posts Tagged ‘機材とか?’

年末に新古品のMetz Mecabiltz 54MZ-4iを見つけて買って、それがNikon用だったのであわせてペンタックス用のSCA3702 M3アダプターを買い求めて使って見ている。

一点残念なのはこの組み合わせではP-TTLは効くようになるもののP-TTL HSS(FP発光)はできないようだ。SCAアダプターの機能説明によるとP-TTL HSSに対応しているのはSCAシステムのストロボではMecablitz 45CT-4 digital + SCA3045ケーブルの組合せにSCA3702 M3以降を組み合わせた場合のみであるようだ。未検だがMetzのストロボは最近ではSCAシステムではない固定シューのものも出ているからそちらだとフル機能対応しているかもしれない。固定シューのモデルはファームウェアの更新もUSB経由でユーザーが行なえるようになっているから代理店がいまひとつ安定していない国内の事情を考えるとそちらを選択肢に入れるのものいいかもしれない(MZ-4iより少しだけ高価だが)

ペンタックス純正のAF540FGZがもう少しおなかの出っ張りが小さくて収納性が高く、1/3stopでのマニュアル発光量制御や連写スピードなど実用性の高い機能を持っていれば迷わずそちらを買うのだけれども残念ながら特に単三Ni-MHで1/4発光というよくある条件で2発までしか追従しないことが俺の用途では致命的。多少発光量がアンダーになったとしても、とりあえず3発目まで飛んでくれればガマンできるのだけれども。
AF540FGZが悪いということもないのだけど俺の用途ではSIGMAのEF500/530シリーズかMetzになってしまう。

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今回の旅のお供はLoweProのローバーAW。もうずいぶん前のモデルだけど今でもこの形式のパックは売られているはず。二気室のザックの下半分にカメラインサートが入っている。ランバーとショルダーのハーネスをLoweProのスリップロックシステムのパーツで構成しているのでこのクラスには珍しく背面長も含めすべてアジャストできるようになっていてザックとしても担ぎやすいし当然のことながらスリップロックシステムのアクセサリーが取り付けられる。
今回カメラはK-7に18-250のズーム一本だけで行ったので単なるザックとして使ったわけだけど使い勝手はよかった。あまり山登りもする機会はないし売っぱらってしまおうかと思うことも何度かあったけど、今回評価ががらっと変わって続投決定に。

エイコー、冷陰極管蛍光灯を発売−LED並み性能で低価格

エイコー(大阪市中央区、山田五十一社長、06・4705・6650)は、冷陰極管(CCFL)蛍光灯を8月から販売する。発光ダイオード(LED)照明とほぼ同程度の性能で価格が3分の1程度と安価な点が特徴。直接効果だけでなく、空調効率などを加味すれば約50%の省エネ効果があるという。蛍光灯はオプトロムが台湾企業と共同開発した。一般の事業所や店舗などに提案し、初年度10億円の売り上げを目指す。

この蛍光灯は直径3・4ミリメートル、長さ1040ミリメートルのCCFL2本を光源として使用し、内部にインバーターを内蔵している。40ワット形で消費電力が24ワットと小さいうえ、価格はLED照明が2万円前後なのに対し、7500円とほぼ3分の1。照度は1メートル直下で360ルクス以上と、一般の蛍光灯よりも明るい。

tumblr経由のネタ。
写真照明に転用云々は難しいと思うけど、例えば古い工場とか仮設の施設用の部材なんかでインバーター式ですらない灯具を大量に持っているところからは引き合いはありそうな気がする。要するに蛍光灯サイズのガラス管の中にインバーターと冷陰極線管二本が収まっているということらしい。

改造前提で言えばこれとか面白そう。
http://www.trusco.co.jp/protool/CatalogDetail.do?spcode=TXL150++++++++++++++++++++++++3100
75WのE11のクセノン球を二個装備している。背中に基板を追加して一灯ずつ点灯できるようにしたり熱との相談は必要だけど100Wの球をいれるとかあるいは単灯を前提にモデリング用のブルーハロゲンを入れられるようにするとかもありかなと思っている。このワッテージだったらダウンコンバーターでも調光できるだろうし、ワールドボルテージ化もさほど面倒ではない気がする。製品写真では細かいところがわからないが、後から球を交換できる構造ではなさそうだからフロントグリルは外れるはず。グリル枠だけを残してガードの部分をトータライト風の網などに変えて、フィルターやバーンドアを装着できるようにするなど妄想は膨らむ。

蛍光灯の簡易な灯器としてはこんなのも面白そう。
http://www.akaricenter.com/pdf54.htm
メーカー取材物なんかだったらこれと蛍光灯に色味を合わせたストロボを持っていけばムービとスチルと両方撮れそうな気がする。これすごく軽いし、乱暴に扱っても大丈夫そうに見える。管がやや特殊だけど2ピンの蛍光管の中では大きなサイズっぽいから物理的にこれよりも小さくてピンのピッチが同じなら他の管でも点灯できるんじゃないかと思う。あらかじめポリカーボネート製だというこのカバーをつや消し加工などしてやれば散光の灯器になりそうだし。

など。妄想はつきない。

朝飯。例によってゆで豚のスープと削り節でなんちゃってダブルスープのラーメン。トッピングは自分で炒め煮にした昆布とセリとメンマ。なんにも考えつかない時は何となくこれを作って食べる。

全然話は飛ぶけど。定常光照明機材について考えていて、V-lightって何ワットまで落とせるんだっけか..とLowelのサイトなどを覗いていたら「RIFA eX」なる名前のタングステン/蛍光灯両用のRIFAライトを見つけた。本家SDの商品にはないようだ。

写真で見る限りではナツメ球のソケットを大きくしたようなバヨネットマウントの灯体に、対応する形状のソケットに埋め込んだH2とかのハロゲンバルブやインバーター式の蛍光灯を取り付けて使える機材のようだ。熱を持った状態でも素早くたまを交換できるようにタングステンの玉の周囲にはガードケージらしきものがつけられている。小規模で回すロケ隊なんかでは便利そうだけどムービーのヒトとかは使っているのかしら。Vも一緒に回したいスチルの撮影が増えるとすると今後魅力的かも。RIFAなら軽いしセットアップも楽だろう。

Really Right Stuff: Omni-pivot package + Pano Elements package

某新藤さんのサイトの紹介記事を見てReally Right Stuffのサイトを見に行ったところ表題のエキップを見つけていまかなり猛烈に食指が動いている。

しばらく前から Vertical Panoramic Photo 。。というか要するに水平パンではなく垂直パンのパノラマが撮りたいと思っており、そのためにはノーダルポイントを水平軸に載せてパンできる機材が必要。。ということでマンフロにはないしカイダンの奴は高すぎるし。。と逡巡していた次第。そこへ持って来てコレを見て興味津々というわけ。

分解してコンパクトに収納できる点と必要以上のデタントなどがなさそうなのはいいかもしれない。逆にLプレートが折畳式ではなくて組み立て式なのはどうかとも思うけど。
Vertical Panoramic が撮れるようになれば撮影位置を確保できれば4×5でも撮れないような歪みのない高層ビルの写真とかが撮れるようになるし、同様にとんでもなく横長で一望できないような構造物も撮れるようになるのでインダストリアルや建築の分野で仕事するヒトにとってはそれなり以上の意味があるはず。

パノラマ技法の応用はこのサイトでもちらっと触れられているようにデジタルカメラとPCの組み合わせが普及してフィルム時代に較べて格段に進歩した。バブルの頃だったらうちのeMacで処理しているくらいの演算をやるために一晩のリース料が100万円。。とかそういうマシンが必要だったけどいまはホントにちょろいマシンでも(メモリさえ積めば)何とかなるし撮影からデジタルだからスキャンフィーも要らなければ時間も取られない。
ビジネスとして考えた場合には実は問題もあって、それは端的に言うと、「パノラマ技法を使えば簡単に撮れる被写体/表現」=「通常の写真技法では絶対不可能な被写体/表現」なのでそれを客先が求めていたとしても写真屋には発注が来ない。。っていうこと。(笑)てーか、まず相談も来ない。
オンラインで公開されているQuicktimeVRは回線速度の問題もありあまり高解像のデータのものがないからそれを目にした人たちはVR技術っていうのはあまり細かいところまでは表現できないweb向けに限定した技術なんだ。。という風に先入観を持ってしまってキワモノ扱いになってしまっているという側面もあると思う。まぁ実際にグリグリ回してみるのは紙媒体とかでは不可能でPC前提ではあるけど、それにしたって回線速度も上がっているから、PCの能力をある程度要求はするけど元画像のサイズで言って16000から24000pixel幅とかそれぐらいのものから書き出せば訴求力のある表現は充分にできるはず。

まぁ「啓蒙」というつもりは更々ないんだけど、そういう意味でともかくまずQuicktimeVRとかパノラマ技法とかそういうものを知ってもらおうと思ってこのweblogでも何回か紹介しましたし、コレからも継続していろいろなところを撮って行こうと思っています。
併せて、先に述べたようにまずは「写真屋に頼めばこういうものが撮れる」っていうことを客先も含め多くのヒトに知ってもらわないとビジネスとして成立しないんで、より多くの写真屋がこの技術をある程度習得することが肝要と思っています。もしも興味のある方がいらっしゃれば基本的な撮り方やソフトウェアの使い方は俺の出来得る範囲でよければ教えることは出来るので、コンタクトしてみて下さい。
俺自身もコレに手を染めたのはとある必要があって検索して調べ泥縄でものにしたに過ぎず、その後あまり突き詰めていないのであまり上手ではないですがとりあえず始めるのにどの程度の道具でどこを押さえればいいかとかそういうことはむしろ本格派でない分把握しているかもしれません。(謎)

まぁ。よろしければ遠慮なく。

iBookG4がやってきた。 Yah!Yah!Yah!

いきなり若い子には通じないネタでスンマセン。

わけあってiBookG4が我が社に赴任してきました。スペックは、PowerPC G4 1.2Ghz/RAM:Onboard 256MB+PC2100 DDR 1024MB/ 32MB VRAM/ ATI RAGE Mobility RADEON 9200(AGP 4X)/ IEEE1394a x1/ USB2.0 x2/ builtin Bluetooth/ bultin Airport Extream/ MacOS 10.3.7/ 60GB HDD/ Apple JIS keyboard 。。。とまぁこんなカンジ。
もう少し平たく言えば&quot’iBookG4 12″ Late2004&quot’って奴の日本向けモデルのHDDを60GBに拡張した奴です。

不満点を挙げればイーサが10/100BASE-Tどまりでいわゆるギガビットイーサではないことと内蔵HDDが60GBしかないことでしょうか。何しろ現役のPismoは内蔵で120GBですから。まぁ80GBあれば不自由はないんですけどね。
このiBookはロケ専用デジタル写真専用。。にするつもりなんで最低限の写真屋ソフトとコーディングやHTML記述、リソースエディタ、ファイル管理ユーティリティくらいのソフトウェアに限って入れてディスクスペースを節約してやることでなんとか60GBにおさめようと思っています。とはいえ、ロケ用ですから万一に備えてシステムは二つ載せてさらに我が社の他のスタッフも使えるようにマルチユーザで組むつもりなんで結構キツキツです。パーテーションをあまり細かくするとその分ボリュームのロスが大きいし。なんとか4ボリュームくらいでまとめたいところですが果たしてどうなるか。
とりあえず来週くらいから実戦投入の予定。iBookが来てしまったので結局Winノートは先送り。ロケ先でのトラブル復旧やメディアの初期化などのことを考えればロケ用はWinノートにすべき。。という考えは変わっていないんですが、とりあえずもう少し速くてあまり高くないMacintoshも欲しかったので今回そちらを優先したわけです。

いままで分解のし易さと拡張性をポイントに挙げて黒いお座布団を使い続けてきたのですが、G3とG4の違いは大して気にならないもののさすがに最大RAM搭載量がiBookのほうが上でクロックで2倍強。システムバスも2倍強。となると。。。
新しいから当たり前なんですけどeMacを凌駕して堂々の我が社最速のMacintoshとなったわけです。(ショボ)
まぁ細かいセットアップが終わったらまたこの件については少し書いてみます。

ひとまず。

チョウチンアンコウ

050831_LED01.jpg

おととい書いた「チョウチンアンコウ」の正体はコレ。

マグライトAA(通称ミニマグ)にファイバーオプティックアダプタとLEDコンバージョンユニットを取り付けて似非ホースマスターにしたもの。(まぁおおざっぱな説明で言えばそういうものです)

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