東京電力は試運転を始めた柏崎刈羽原発7号機(新潟県)で15日に予定していた試験発電を延期した。原子炉に水を送るポンプの弁にある計器にトラブルが起きたため。安全性に問題はないとみられるが、原因を調査する。試験発電は16日以降になる。
タービンを回した蒸気を水に戻して原子炉に送る「原子炉給水ポンプ」に2つある弁の計器の数値がずれていたという。15日は2007年7月に新潟県中越沖地震で被災して以来、同原発から首都圏への送電となるはずだった。
ものはいいようで。2系統そなえられている冷却水の給送系のそれぞれのバルブを監視する流量計の読み出し値に格差があったから何らかの問題が冷却系に生じていると考えて運転を停めたと読む方が妥当だろう。だとすれば計器の異常じゃなくて冷却系の異常だということになる。(というか遠隔監視で計器そのものの異常に気づくということはまずあり得ないんじゃないのか)
こういう情報の出し方しかしないからよりいっそう不安が広がるわけで。もう柏崎はあきらめた方がいいんじゃないのかね。そのために節電が必要なら皆相応の努力は惜しまないはずだが。
Posted on 2009年5月15日, 10:34 PM, by dannna_o, under
未分類.
写真のオリジナリティとか先行者の著作権が後発の者の発表に対して優位にあるかとかそういうことは裁判の裁定に任せるとしても、写真には表現のほかに recordとか tele-presence としての側面もあるから、もしも丸田氏の要求が認められて小林氏の写真集の流通が差し止められたりすると、後の研究者や廃墟ファン(謎)は問題の廃墟物件のカラー写真を見ることができないという結果を呼ぶことになる。なぜなら丸田氏の写真はセピアトーンに変換されているからカラー情報を失ってしまっている。個人的にはその一点だけを取り上げてももう全然別の表現と思うけれども判断する立場ではないのでそれを声高にいうつもりはないんだけど、もしも先発主義で小林氏の作品を退けるのであれば、丸田氏の原盤がもしカラーならば、調色前のフルカラーの写真も資料的な意味で何らかの形で提供することを考えてもいいだろう。というか、訴訟に訴えるならそれは義務でもあるのではないかと思う。
写真は作家の表現であるにとどまらず、同世代から未来に向けて世界を生きる個々の人間の共有財産目録でもあるのだから。
Posted on 2009年1月12日, 2:59 PM, by dannna_o, under
未分類.
マミヤ撤退!っていうことでなにやら騒ぎになっているようなところもあるけど、実質的にはマミヤ光機(今この名前は死語だけど。。)からオリンピックが資本を引き上げてマミヤOPではなくなるということのようなので直接どうこういうことはないと思うのだけれども。
もっとも。フィルムの終焉も近いし中判の出荷高なんてたかが知れているから中判カメラだけで一企業が存続しうるとは思えない。最終的に中判カメラのブランドとして残るのはペンタックスとフジじゃないかと思ってます。まじめな話で。自社でまともな中判カメラをねじ一本から調達して設計制作できるのはペンタックスとマミヤだと思うし。昨年のいつだか忘れたけど日本のブランドの中判大判カメラの月間出荷台数が全ブランド合わせて200台だったとか。一ブランドじゃなくて全ブランド合計で。粗利50%あったとしても存続できないでしょう。この規模じゃ。大判のほうは町工場みたいなところかあるいは他に本業があってそれを母体としてやっているところがほとんどだし元々がメーカー然としていない(失礼)からなんとか持つような気もするけどなぁ。。
マミヤのカメラは好きなんだけど結局今まで自己所有することなく過ぎてきてしまっている。もし自分で買うならRB67proSDだと思うけど。よくも悪くもマミヤの基礎になっているカメラだし。グラフロック規格のロールホルダーを使用できる軽快な(笑)SLR。。として成立して世界市場を制覇した機種。その後自動化を進めて利便性を追求したRZは確かにカメラとしては完成度が高いけど結局は専用品、専用規格が多すぎて4×5″と共用できるパーツが全くないからビューカメラの欠点を補完するものではなくて、別にもっていくワンセットのカメラシステムになってしまっている。コマーシャルカメラマンで「今日はシノゴ。今日はブローニ」というように動けるヒトならそれでも全然いいんだろうけど。自分の身の回りをぐるっと見渡してもアドバタイジングの仕事をしているヒトはRBではなくてRZだけど、ギャラリーの仕事をしているヒトは皆RBとシノゴ(多くはEBONYの45S)の組み合わせ。
中判フルラインメーカーとしての矜持はあるのかもしれないけど、市場規模からすればフルラインメーカーであることは得策ではないと思う。マミヤのカメラはこれ。。というものをなにか一本か二本くらいに絞るべきではないかと思う。アサペンはよくも悪くもハンドカメラとしての中判というコンセプトを通しているし。
そろそろ出発しなければならないので、書き捨てにて御免。
Posted on 2006年4月23日, 10:24 AM, by dannna_o, under 未分類.
自転車の交通違反の取締りがいよいよ正式に始まるようで、周知活動、報道が行なわれているようです。以下はサンスポ.comの記事より引用。
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200604/sha2006040702.html
仕事帰りのサラリーマンがほろ酔いで鼻歌交じりにフラフラと自転車をこぐ…。これまで警察官に“大目”にみられていたこんな行為も、これからは「ごめんなさい」では済まなくなりそうだ。
年間の交通事故死者5500人以下を掲げた政府の「第8次交通安全基本計画」の達成に向け、警察庁は6日、「交通安全対策推進プログラム」を発表。これによると、自転車運転中の死傷者数は増加傾向。昨年は10年前より約5万人も増えて、18万5532人に上った。同プログラムでは「自転車」対策を重点課題とし、警察庁は近く全国の警察本部に取り締まり強化などの通達を出す。
生活の道具ともいえる自転車は、道交法でリヤカーや屋台と同じ「軽車両」に分類される。信号無視や2人乗り、飲酒運転は当然、取り締まりの対象になるほか、一時停止などの交通標識に原則従わなければならない。
しかし、自転車は駐車違反など、比較的軽い違反をして切られる交通反則切符(青切符)の対象外。違反が確定すると、刑事事件の対象となり「前科」となる交通反則切符(赤切符)を適用するしかなく、警察はこれまで摘発に慎重だった。
例えば飲酒運転。ある県警の交通管理課によると、「言うことを聞かない酔っ払いには、赤切符を切ることがある」としながら、「ほとんどは赤ら顔で運転していても呼び止めて、『気をつけろよ』と注意する程度」が現状だと明かす。
今後は取り締まりが厳しくなることで、“即刻”赤切符ということもありそうだ。アルコールの呼気検出量にかかわらず、警官に酩酊(めいてい)状態の飲酒運転と判断された場合、交通裁判所に略式起訴され、「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」に処されることになる。
「たかが自転車で、ちょっと厳しいのでは」との声も出そうだが、携帯メールをしながら運転する若者や、猛スピードで歩行者の脇を通り過ぎる危険な運転が急増しているのも事実。昨年の自転車運転中の死傷者のうち、自転車側に違反のあるのは全体の約7割に当たる約12万2000人だった。便利で手軽な自転車にも、「マナーとルール」は必要といえそうだ。
自転車に乗ったら一滴も飲んじゃダメ。。ということになると客商売の夜の仕事のヒトにとっては大問題なのでさすがにそこまでの取締りは無いと思うけれども切符の切る切らないは当面現場の裁量に任せられるのだろうからちと心配ではある。
ただ目に余る違反も実際多いから本人のためにも度を過ぎた違反行為は取り締まった方がいいだろうと思う。実際酔って自転車で転んで大けがをしたヒトも何人か知っているし。
酒酔いや信号無視もさることながら、真っ先に取り締まるべきと思うのは通行帯違反。一級国道の車道部分を逆走してくる阿呆がよくいる。いうまでもないことだが自転車といえど「車両」として車道を通行する際には左側通行は厳守すべきである。ましてや夜間無灯火で逆走してくるなど、もしもバイクでそれをやったら即刻刑務所行きの重大違反行為なのに取締りに関しての基準が無いために現場の警察官でそれを取り締まるものは皆無なのが現状だ。
逆走してくる自転車は、正常な方向に走る原付やバイクから見るとちょうど同じ通行帯を逆走してきてまともに衝突する関係にある。夜間バイク側が時速60kmで走行していて、自転車側が15から20km/hで走行しているとすると相対速度は80km/h近くになる。もっと速い例も多いだろう。
仮に相対速度80km/hだとしても秒速22m。夜間無灯火で秒速22mで近づいてくる物体をどれくらいの距離で視認できるかはドライバーの能力によるけれども、余裕を持って回避できるドライバーはあまりいないだろう。
ここでは話を丸めて一級国道と言っているけれども実際には通行帯を守らない自転車のためにバイクが危険に晒されている状況はもっと多様な形で頻発している。相手が自動車や歩行者ならばなんのことは無い抜き去ってしまえばもう二度と並走することも無いのでまだ始末がいいのだけれども、だらしのない運転をする自転車のライダーは、困ったことに車道では車両として振る舞うくせに信号待ちなどでは信号を無視して先に行ってしまい、歩道に乗車のまま乗り入れて乗車のまま横断歩道を渡ってさらに反対車線を逆走していったりするので結果としてまた再びこちらの行く手で危険行為を繰り返すことがままある。
自由というのは自分以外の者には規制されないということであり自分を律するルールを自分で作るということである。勝手に振る舞っていいということではない。
ちなみに来月は自転車の取締り強化月間だそうです。取締り強化期間中に客観的に見て危険と思われる事例が多数検挙されるようなことがあれば、更なる取締り強化の口実を与えることになるのは自明のこと。これを機会に振り返って改めるべきことは多いように思う。
Posted on 2006年4月13日, 2:59 PM, by dannna_o, under 未分類.
http://www.sankei.co.jp/news/060326/sha026.htm
[Sankei Web]
ピンチ? 年代物ウイスキー 寝かせている場合じゃない!?
≪たる…残留農薬、規制強化≫
寝かせば寝かすほど味がまろやかになるウイスキー。木たるで数十年間貯蔵された舶来の年代物が、5月末に導入される食品の残留農薬を規制する「ポジティブリスト制度」の余波で「簡単に口に入らなくなるかも」と関係者の間で心配する声が上がっている。
食品に含まれるすべての農薬を規制するこの制度が始まると、輸入業者は現地での農薬の使用調査を迫られる。可能性のある農薬を絞った上で検査しないと膨大な手間とコストがかかるためだ。生鮮食品は生産地に聞けば分かるが、数十年前の洋酒の製造にどんな農薬が使われたか記録はあまりない。輸入時の検査にひっかかり販売禁止になれば業者には大打撃だ。
同制度は世界中からさまざまな食品が流れ込む中で「食の安全」を確保するため5月29日からスタート。従来は指定された農薬だけに基準値を定め、ほかの農薬は食品中にいくら含まれていても自由だったが、今後は基準のなかった農薬も、0.01PPMを超えると一律流通禁止になる。
このため食品関連企業の多くは生産段階の農薬の有無を調べたり、検査体制の整備を進めているが、長期間貯蔵するウイスキーやワインの輸入業界は「数十年もさかのぼって原料やたるに使われた木への農薬を調べるのは、中小の業者には難しい」と困惑する。
厚生労働省は、経過措置として「導入までに瓶詰めした製品には新制度を適用しない」と配慮を示した。瓶で貯蔵しても価値が上がるワインには一定の効果が見込まれるが、ウイスキーは「たるで貯蔵しないと価値は上がらず意味がない」(業者)という。
日本洋酒輸入協会(東京)は「説明会を開いたが、(今まで通り流通できるか)不安を訴える業者は多かった」と戸惑う。一方、大手洋酒メーカーは「ウイスキーは高温で蒸留するので農薬は残りにくい。自社で検査してみたが、農薬は検出されていない。心配するほどのことはない」としている。
【2006/03/26 東京朝刊から】
(続きを読む…)
Posted on 2006年3月26日, 4:01 PM, by dannna_o, under 未分類.
Posted on 2006年3月21日, 2:27 PM, by dannna_o, under
Mac & PC,
web.
スラドの記事経由でこれとかを読んだり、その他方々での議論を聞く限りにおいてはネタの真偽はおいてもやはりPSE法は問題が多いような気がする。っていうか。古いものを大事に使うためには古い物の市場価値を失わせるようなことをしてはいかんだろう。市場価値が無くなればメンテナンスを行なう業者/技術者も居なくなり、」維持が不可能になって結果ゴミとして排出されるしかない。自動車の車検を受ける時のリサイクル料金というのもある意味不思議な物で、古いクルマに乗り続けるにあたって法的義務としての支出を求められるという。理屈の上では新車購入時に新車の価格に転嫁して購入者が負担しているのと負担の公平化をはかるため。。という説明なのは理解しているが、だったら「リサイクル料金」という呼び名は改めた方がいいようにも思う。乗り続ける物にリサイクル料金。。というのは違和感がある。
いずれにせよ「安全」「環境保全」「リサイクル」とかそういう美名をもって新たに特殊法人とかそういう天下り先を作るための理由付けにすることだけはやめてほしいものだ。小さな政府と言いながら政府機関の人員を削減して、その余剰人員をどんどん別の独立行政法人等に出向させてそこに天下りの人員も受入れさせるのでは、統計上の数字とは裏腹にどんどん政府が実質的に肥大化しなおかつ独立の名の下に無責任になっていくだけだろう。
小さく見通しのいい責任と自負を持って仕事ができる政府こそ「小さな政府」の意図するところでなくてはならない。
一応バランスをとるためにこちらにもリンクしておきましょう。
電源のケーブルを取り替えるぐらいのことは、普通の修理であり、これをことさら問題にする方がおかしい。ビンテージ真空管アンプなどであれば、絶縁耐力テストに万一不合格だからといって、電源トランスを変える訳にも行かないだろうから、これは、販売をあきらめて、レンタル商品にでもする方が無難かもしれない。ただ、過去の製品にはよくできたものが多いので、ビンテージ商品ほど新商品よりも合格率が高いような気もする。
この下りは禿しく同意。
とか言いながら小さな政府ならぬ小さな暮らしのためにずいぶんビンテージを捨ててしまったのはある意味俺の罪だな。受け継いでもらえる人を捜す余裕がなかった。反省。
Posted on 2006年3月4日, 4:02 PM, by dannna_o, under 未分類.
mixiニュース経由 時事通信社配信
(時事通信社 – 02月28日 10:28)
埼玉県警川口署は27日、入管難民法違反(旅券不携帯)容疑で川口市の女性(28)を誤認逮捕していたと発表した。女性は日本人と分かり、同署は約14時間後に釈放した。
同署によると、25日午後7時40分ごろ、川口市内の路上で、パトロール中の警察官が職務質問。女性は「日本人です」と話したが、その後の質問に答えなかったため、同署に任意同行した。
26日午前5時15分ごろ、同署は裏付け捜査が不十分なまま、女性の外見が東南アジア系の外国人に似ていることや話さないことから、外国人の可能性が高いとして逮捕した。しかしその後、母親に確認したところ、日本人と判明。同日午後7時20分に釈放した。
同署は26、27の両日、女性と家族に経緯を説明し謝罪した。
[時事通信社]
まぁ外国旅行に行って現地人と間違われてフツーにネイティブに話しかけられたりする人も知り合いに多々いるので東南アジア人とかバリの人とかと間違われる日本人がいても全く不思議ではないけど、「日本人です」と日本語で申し立てても信じられなかったというのはどういう事情なのかちょっと興味はある。
かく言う俺もバイカル湖辺りとかウジノサハリンスク辺りにいっぱいそっくりさんが居そうな顔だしなぁ。。
Posted on 2006年2月28日, 12:53 PM, by dannna_o, under 未分類.
一澤帆布工業:社長解任で、かばん製造販売は当面ストップ [MSN毎日インタラクティブの記事]
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20060225k0000e020041000c.html
人気ブランドかばんの「一澤帆布(いちざわはんぷ)工業」(京都市東山区)で前会長の三男・一澤信三郎社長が解任され、信三郎氏は24日、別のブランド名でかばん製造を始める方針を表明した。従業員の大半が既に同氏とともに同社を離れており、「一澤帆布」ブランドの製造販売は当面ストップする見通し。
同社では株式の3分の2超を相続した前会長の長男・信太郎氏と四男が昨年12月に信三郎氏を解任し、代表取締役に就任した。しかし、信三郎氏側は、同社の製造工場を賃借する有限会社「一澤帆布加工所」に製造部門の従業員65人全員を転籍させ、解任後もかばん製造を継続していた。
信太郎氏側が申請した工場の明け渡しを求める仮処分を京都地裁が認めたため、信三郎氏は期限の3月1日までに応じる方針で、「従業員と共に新ブランドのかばんをつくる。新たな工場を探して製造体制を整えたい」と話した。
信太郎氏側は「一澤帆布工業に損害を与える」として、類似かばんの製造差し止めなどを求める法的手続きをとる意向。「戻る意思のある従業員を受け入れるなどして『一澤帆布』のかばん製造を続けたい」と話すが、人材確保など課題も多い。【太田裕之】
毎日新聞 2006年2月25日 10時58分
んーむ。あるところは大変だなぁ。。というのが感想かな。
もっと率直に言えば「あほ」ということか。
知り合いにも何人か愛用者のいる一澤のカバンだけに無意味な紛糾や禍根を残すような争いにならないことを望む。
一澤帆布関連のニュースをgoogleで検索
Posted on 2006年2月25日, 6:51 PM, by dannna_o, under 未分類.
アサヒコムの記事より。
http://www.asahi.com/international/update/0216/006.html
英国のパブ・レストラン、来夏から全面禁煙に
2006年02月16日19時36分
英下院は14日、パブやレストラン、職場など屋内の公共の場を全面禁煙とする健康法改正法案を圧倒的多数で可決した。上院でも可決される見通しで、07年夏から施行される。政府は喫煙を黙認したパブの経営者らに対し、2500ポンド(約51万円)を科す方向で検討に入った。
この法案はイングランドが対象。スコットランドは来月から全面禁煙に移行する予定。北アイルランドでは来年4月から同様の措置がとられる見通しだ。ウェールズ議会も追随する方針だ。
法案をめぐっては、食事を出さないパブや会員制クラブなどを例外とする妥協案が提出された経緯があるが、嫌煙家団体は「健康被害を減らすには不十分」、パブ経営者らは「不平等な競争」と不満が高まり、最終的に全面禁止に修正した。
Posted on 2006年2月17日, 9:03 PM, by dannna_o, under 未分類.
中日新聞の記事よりの引用。
http://www.chunichi.co.jp/00/kok/20060209/mng_____kok_____000.shtml
へたり牛20頭を食用に
米農務省のBSE対策報告書
【ワシントン=共同】米農務省の監察官事務所による牛海綿状脳症(BSE)対策に関する二〇〇五年監査報告書で、食肉処理施設十二カ所の一部から、原因不明で歩行困難の牛計二十頭が食肉処理されていたことが七日、分かった。施設では処理前に牛が歩行可能かどうかを確かめる目視検査も十分実施されていなかった。
米国でのBSE対策の信頼性があらためて揺らぐのは確実。特定危険部位の混入問題で再停止した米国産牛肉の対日輸出の再開時期に影響を与える可能性もある。
牛が正常に歩けない状態はBSE感染の兆候ともされ、米政府は国内で初めてBSE感染牛が見つかった直後の〇三年十二月、食用にすることを全面禁止している。
今月二日に公表された監査報告書によると、十二施設のうち二カ所では〇四年六月から〇五年四月の約十カ月間、二十九頭が歩行困難なまま食肉処理されていた。施設の記録から、うち九頭は脚のけがなどが原因と確認されたが、残る二十頭については「ダウナー(へたり牛)」などと記されていただけだったという。
これらの牛は、施設到着時点での目視検査で正常と判定されたが、その後、処理されるまでの間に歩けなくなっていた。
施設に常駐する農務省検査官はいったん検査にパスしたことを理由に処理前の検査を十分行わずに、食肉処理を認めていた。二施設の所在地などは明らかにされていない。
報告書はまた、目視検査の際に三十三の施設では5-10%程度の牛しか対象としない「抜き取り方式」を採用していたと指摘。国際機関はすべての牛の検査を求めており、農務省も〇五年七月に抜き取り方式禁止を決めている。
■牛海綿状脳症(BSE) 異常プリオンと呼ばれる病原体が引き起こす牛の病気。病原体がたまりやすい脳などの特定危険部位を食べると人間に感染する可能性がある。米国では2003年12月に初のBSE感染牛が確認され、日本政府は米国産牛肉の輸入を停止。米政府は安全対策の一つとして歩行困難な「へたり牛(ダウナーカウ)」の食用を全面禁止したが、今回一部での違反が明るみに出た。日本は昨年12月に輸入を再開したが、特定危険部位の混入が発覚、輸入を再停止。報告書は、米国のBSE検査態勢に対する日本の不信を強めた形だ。
このニュースそのものについてのコメントは特にない。というか書いても仕方がない。
ルールは必ず破られるものだ。原罪と言われるものでさえ必ず犯されるし(というか犯すものが多々いるから原罪という概念が生まれるわけで)ルール違反はケシカランと言うことにはあまり意味はないと思っている。
どこで読んだ話かは忘れたが、神戸の震災の後で崩壊した高速道路の橋脚を検分しにいった土木の専門家が、崩れた橋脚のがれきのコンクリートの塊の中に多数の飲料の空き缶などが混入しているのを見て足元の力が抜けてまともに立っていられないくらいのショックを受けたというような記事があった。でもそれはそんなに特殊な事例ではないだろう。ルール通りちゃんとやれば問題ないはずのことでもそのルールが守られないことは日常茶飯事。単に注意力が足りないこともあるし、禁を犯すことでちっぽけな反抗心を表現して(もっとも秘密にしなければ罰せられるから自己満足なんだけど)ストレスリリーフにするためにあえて手抜きをするものもいるし、コストのかかる規制をすればそれを破ることでコストメリットが生じるのでそれを目的に破るものもでて来る。倫理観の上ではそれらはとんでもないことだけど、実際にはそんなのよくあること。変な話、小学校のクラスにはいろいろなタイプの人間がいたけどアレがすべて大人になって世の中に出ているんだから多少の矯正はされていてもそんなに素晴らしく責任感のある人物ばかりの世の中を求めるのは無理だろう。悪いことを言うなら。
それでも自分で自分の分の牛を育ててそれを屠殺して喰う。。なんてことはやってられないから誰かに任せなければならない。肉だけに限らずなんでもそう。コンピュータを作るのは俺には無理だしカメラもそう。できるのはどこの誰が作ったものを選ぶか。。とかせいぜいそのレベルのこと。
他人の心や行動は変えられないし、明日のことは見えないし昨日のことは消えない。
今日、自分自身がすることを積み上げていくことだろう。
それぞれ自分のことに責任持ちましょう。まる
Posted on 2006年2月9日, 9:02 AM, by dannna_o, under 未分類.
洪水に遭った米カリフォルニア州のワイン産地、水位は低下へ [ロイターの記事]
http://today.reuters.co.jp/news/newsArticle.aspx?type=worldNews&storyID=2006-01-02T164415Z_01_NOOTR_RTRJONC_0_JAPAN-198534-1.xml
[サンフランシスコ 1日 ロイター] 米国立測候所は1日、洪水で浸水したカリフォルニア州のワイン産地で再び雨脚が強まるとしながらも、水位は下がると予想した。
ワインの産地として有名なナパを中心に、サンフランシスコ北部の町では、ここ数日の大雨で河川が増水し、洪水が発生した。
国立測候所は1日朝の予報で「いったん水位が下がれば、1日遅くから夜にかけての雨で水位が再び洪水レベルまで上がることはない」とした。一方で、ロシア川の水位は当面、洪水レベルを上回ると予想している。
警察発表によると、12月31日には複数の街で洪水が発生し、ナパでは少なくとも4000人が避難した。
当局は水の浸入を防ぐために土のうを配布したが、一部の家屋が土砂崩れの被害に遭ったほか、水にはまった人を救急隊員がヘリコプターなどで救助する場面もあった。
Posted on 2006年1月2日, 11:15 PM, by dannna_o, under 未分類.
日経の記事
富士写、308億円でプリンター用インク染料最大手を買収
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051226AT1D2500H25122005.html
富士写真フイルムは家庭用プリンター向けインク染料の世界最大手、英アビシア社(マンチェスター州)を買収することで同社と合意した。買収額は約308億円。デジタルカメラの普及でフィルム市場が縮小する半面、家庭で写真を印刷する需要が拡大している。今後、大手プリンターメーカーへのインク染料の供給を増やし、収益の柱の1つに育てる。
富士写はこのほどアビシア社の全株式を取得する契約を締結。来年2月をメドに買収手続きを終える。26日発表する。 (07:00)
商売としてはよくわかる。
ときに。インクジェット用のプリンタの染料の供給元って何社くらいあるんだろうか。供給元が事実上寡占状態ならインクジェットの保存性がどうこうなどとうたったとしても要するにそれは宣伝コピーないしは商品企画上のことでしかないことになるのだろうが。
まぁそれを言ったら電化製品なんかは蓋を開けて無銘の構成部品の出所を精査すれば中身は全部おんなじ。。なんてことは今さらいうまでもないことではあるけど。
Posted on 2005年12月26日, 4:23 PM, by dannna_o, under
Digital Photo.
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051214i212.htm [読売新聞の記事]
厚生労働省は14日の中央社会保険医療協議会で、眼病などの症状がないコンタクトレンズ使用者が、初診以外で眼の定期検査を受ける費用を公的医療保険の対象外とし、全額自己負担とする方針を示した。2006年度から実施される。
厚労省は、コンタクトレンズ使用者が眼の障害を早めに見つけられるよう、定期検査の受診を奨励してきた。しかし、保険適用の範囲が不明確だという指摘があり、検討した結果、初診時と自覚障害がある場合の検査・診断には保険を適用するが、他のケースは病気の治療とは見なせないと判断した。
同省では「たばこを吸っている人が『肺がんになるのではないか』と検査を受けても、保険が適用されないのと同じだ」(医療課)と説明している。
Posted on 2005年12月15日, 11:14 AM, by dannna_o, under 未分類.
ジェイコム株が乱高下 マザーズ [産經新聞の記事]
http://www.sankei.co.jp/news/051208/evening/09bus002.htm
ジェイコム株が乱高下 マザーズ
1円で誤発注、原因か
八日午前の東京株式市場で、東京証券取引所マザーズに同日新規上場した総合人材サービスのジェイコム(大阪市)の株価が、取引開始後に値幅制限下限のストップ安となったあと、一転して制限上限のストップ高を付けるという異常な値動きを示した。証券会社の誤発注が原因とみられている。
同社の売り出し価格は六十一万円で、初値は六十七万二千円。関係者によると、ある証券会社が誤って一円で約六十万株を売り出してしまったという。実際は約六十万円で一株を売ろうとしたところ、指し値と株数を間違えたのではないかとの見方が出ている。
東京証券取引所の平均株価は同日昼すぎ、この誤発注のうわさをきっかけに急落、午後一時現在、前日比二七五円六八銭安の一万五二〇八円九八銭となった。
ジェイコムの発行済み株式数は一万四千五百株のため、超安値での大量の売り注文で、株価は一時ストップ安となる五十七万二千円まで急落。その後、ストップ高となる七十七万二千円に上昇した。
誤発注なら巨額な損失が発生することになり、誤発注をした証券会社の規模によっては「経営に大きな悪影響を与えかねない」(大手証券幹部)ため、東証などで事実関係の確認を急いでいる。
誤発注した責任者もまぁ明らかに悪いけど、こんな人為的ミスがそのままノーチェックで受け付けられてしまうシステムの設計もかなり問題があるような気がする。
GoogleNewsで関連記事を検索
Posted on 2005年12月8日, 7:01 PM, by dannna_o, under 未分類.
先日の吉林省での爆発事故に続いてまた中国の重慶市で化学工場の爆発が起こりベンゼンが河川に流出した模様。同様の設備で似たような爆発が起こるのであればあるいは供給されている原料の精製が不充分で想定外の反応が起こって爆発を誘引したのではないかとかそういう野次馬テキ見方もできなくはない。
ハルピンでの事故で松花江に流出した大量のベンゼンはいずれ海に注ぐわけで、一報のニュースでは河口はロシアに開いているという事で一見日本には無関係であるかのように書かれていたけれども気になって調べてみたところ中国で松花江と呼んでいる川はロシアに入ってからアムール川となり中露国境を流れ下り間宮海峡に注いでいるらしい。つまりはそれなり以上の濃度で大量のベンゼンが日本海とオホーツク海に注ぐという事になる。
二件の事故が偶然によって連続して起こったのならともかくとして何らかの原因があり起こるべくして連続して起こったのなら同様な事故が続発する事も有り得るだろう。いま国内ではマンションの強度偽装問題に注意が向いているけれども、同じ海を挟んでいる隣国で起こっている無視しがたい規模の水質汚染にももう少し注意を向けるべきではないかとも思うのである。
googleニュースで関連記事を表示
サクッといろいろ検索してみると、流出したベンゼンの量は(発表ではだいたい)100トン。。とか、ベンゼンは水より軽くて揮発性があるから河口まで流れ下る事はない。。とか言われてます。(でも。いまアムール川の水面ってたぶん氷結してるはずですが。。)
ほかにもより毒性の強い物質が流出したという疑念もロシアからあがっているようでフェニルアミンとかが検出されて、ロシアでは「中国が検出する技術を持っていないだけでもっと多くの物質が放出されている」と主張しているらしい。んーむ。ベンゼンもフェニルアミンもカラー印画紙の現像液にたっぷりと含まれているから若い頃にたっぷりと体に浸透しているな。だから毒が回ったのかも。
Posted on 2005年11月27日, 6:08 PM, by dannna_o, under 未分類.