しばらく「自動水平補正」をONで使っていたがどうも具合が良くないようなので今日からOFFにしてみる。自動水平補正ONの場合手ぶれ補正の範囲に制限がかかることは理解しているのだがどうも手ぶれ補正の利き自体にも影響があるような気がする。あと、これが本当に自動水平補正の影響なのかはわからないが、俯瞰して足下を見下ろすような角度で撮影している時に縦位置と横位置の検出を機械が誤認することがままあるようだ。K10D/K20Dでも真俯瞰に近い限られた条件ではその現象は出ていてまぁ原理的に考えたらそれも止むを得ないかと思っていたのだが、K-7では40度俯くかどうかの浅い角度でその現象が出ることがある。あと、K10Dの頃にKシリーズの時代のレンズをつけた場合にだけ起こることがあった手ぶれ補正の誤作動によるものすごいブレ(素子が異常な動きをしてしまうのだと思う)が起きることもあるようだ。ちょっと様子を見るが、ファームの煮詰めが甘い面もあるかもしれない。
全体としてはいいカメラではある。
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K-7に始まったことじゃないんだけど、せっかく使いやすい位置にプレビューレバーがあるんだから、光学プレビューしている最中に絞りをダイヤル操作で変えられるようになると絞りの変化で画像がどう変わるかを確認・理解しやすいだろうと思う。>ペンタ
まぁ実利の上ではライブビューでやれってことになるんだろうけど。写真機なんだからさぁ..ってことで。(謎)
動画を撮る時に光学ファインダーでフレーミングやフォーカスをきちんと合わせてから撮りたいなーと思っていて。老眼の悲しさで背面液晶では細かいピントがわからないのでどうしたもんかと思っていたのだが、案ずるより産むが易しの謂いの通りで、動画モードにセットして三脚に据えてさっくりと被写体のほうに向けたらおもむろに再生ボタンを押すとミラーがおりて光学ファインダーが有効になるのでマニュアルでもAFでもフレームとフォーカスの調整ができるようだ。AFにすれば撮影中でもフォーカスに追随するのかもしれんが。まぁマニュアル読んでみるか。さすがにこれはマニュアル読まんとわからんことが多い。
追記
動画撮影スタンバイ中にINFOボタンを押すとモニタ画像が拡大されるみたいだ。細かいフォーカスが確認できる。絞りとゲインもコントロールできるのだろうか。
追記2
動画機能設定メニューから絞りを「オート」と「固定」が選択できる。オート絞りの場合はゲインを一定にして絞りで明るさの変化に対応して、その連動範囲を超えた時にゲインで調整するのだろう。固定絞り設定の時には優先的にゲインで調整するものと思われる。いずれテストする。映画として収録する場合には据え撮りならば固定絞りで、手持ちで追い写しをする時にはオート絞りにするとかそういう使い方だろう。
Macbookではスクリーン解像度が足りなくてすごく使いにくかったペンタのアプリだけど、iMacさんでは何とか使い物になるようだ。 ただ表示倍率をメニューのプルダウンからしか変更できないようでこれはちょっといただけないなと思う。 ルーペツールとかコンテクストメニューから変更とかできればいいのにと思ってしまう。マカーとしては。command + 0 とか command + = にすら対応していないというのはツッコミどころではある。
とりあえずこれが iMacで使えるのであればLrは要らないな。アンインストールしとこう。トラブルの原因になる前に。
追記
一応コンテクストメニューには対応している模様。ただフォーカスしているスリップの種類によってはメニューが無効な場合があるというか、フォーカスしていないところでは少なくとも無効らしい。Macさんの一般的なアプリのコンテクストメニューのノリよりはWindowsの右クリックででるサブメニューのノリというべきか。ちょっと使いにくい。ショートカット付けたい。ハックでなんとかなるのかしら。
買う前に気になったのでフォーラムで聞いてきたけれども。K-7は現状でRemoteAssistant3には非対応だそうだ。だからtetheredで撮影したい場合には現状のMacOSX環境だとK10D/K20Dのいずれかが要求される。(ほとんど意味はないが10.3までのOSなら*istDでも連結撮影ができる)
そんなわけでおそらく当分はK20Dが仕事の主力カメラになるがそれは別に画質の比較とかそういう話ではない。たまにしか使わないとはいえ連結撮影ができるのはいいことだ。ただ、K-7くらい液晶が大きくなるとライブビューでのピントの確認調整などはカメラ単体でもできるだろうし(未検証)ファイルの自動転送機能は今後おそらく WiFi Pro Eye-fi proでの運用が可能になっていくだろうから、連結撮影ができたほうが有利という考え方も半年後には変わっているかもしれない。
正常な状態なら人間の本質は都合に合わせて変化するもので過去に拘泥するのはすでにオカシイヒトである。(謎)
一応訊いてはみたんだけど回答としては「現時点では対応していない。ただ、技術的に(ハードウェア的に)対応することができないわけではない」と最近フォーラムでブイブイいわしている微妙なタイプのイケメンのオタクっぽいヒトが言っていた。
そう。ワンダイヤルのインターフェイスなのにダイヤルが二つあって、さらに顧客が欲しいと言った機能のボタンは整理されないままにK20Dと同じものが同じ場所に付いているんだよな。その点はちょっと言っておきたい。
語弊を恐れずにいえば。顧客の要求に高いレベルで応えようと努力した結果、顧客の要求の矛盾がそのまま出ちゃっているようなところはあるなぁ。カメラに限らずきわめてゼロ年代的な話ではあるけれども。
ただやはり速いのはうれしい。
天気が曖昧で気分もサイテーなのであまり乗りは良くないけど半日歩きながらいろいろ撮ってみた。
自分的に一番気になるのはコストの問題だろうけど背骨にあたる部分がk-mとかその辺のワンダイヤルの機種のものを踏襲していることに起因して、すごく右の親指が忙しいカメラだってことかな。自分なりの使い方をしているとフロントのダイヤルがすごくヒマで、入力操作を右手の親指で全部やる都合上、モデファイキーに相当する操作をどうしても右手人差し指でやらざるを得ず、とても使いにくい。ただこれはマニュアル露出マニュルフォーカスマニュアル感度設定で使うヘンタイの持った感想であり、AF/AE/HyPで使うぶんには気にならないと思う。特にシーンに応じて感度を切り替える時に右手人差し指以外では絶対押せない位置にあるISOボタンを押しながら右手親指でしか回せない後ダイヤルを回さなければならないのがとても不便。OKボタンを押しながら前ダイヤルを回せばいいK20Dのほうが慣れを別にしても使いやすい。(前ダイヤルは中指でも回せる)
個人的にはRawボタンにISOボタンの機能を割り当てられればいいと思う。Rawボタンはワンプッシュするだけの操作だからレリーズする指と同じでもかまわないだろう。あと、カメラをわしづかみにして構える癖のある俺が使うと、撮ろうとしてカメラを目の高さまで引き上げる時にかなり頻繁にAEロックボタンを押してしまう。
んーむ。基本的にAE/AF/HyPで使うカメラとして理解するならばいいんだけど。
クラシカルなカンジを出そうとして金属製の吊り金具を採用したのだろうけどどうせなら6×7やLXと同じファスナーストラップ形式にしてほしかった。かつてアサカメのニューフェース診断室で「くるくる回ってストラップが絡まってしまい使いにくい」と評されたことがあってそれが結構いまでも定説化している面もあるけど、そういう欠点以上に「簡単な操作でストラップをカメラから完全に取り外すことができる」という計り知れないメリットがあるのだから、プロ用途を意識するのであれば金具はあれのほうがいいと思う。
というわけで、予約なんかするもんかと言っていたのにまんまと運命に弄ばれていまK-7がうちにある。訳ありだと思うが「中古」という扱いでキットレンズ込みで12万ほどで出ていたのでそれに方眼スクリーンと予備のバッテリーをつけてしめて13万と少しで引き取ってきた。
まだソフトウェアもインストールしてないしようやくバッテリーの充電が終わってストラップを取り付け、テキトーなものを写してみては背面液晶で見てみているとかその程度のレベル。それを前提でいうと、たぶんこのカメラ、jpegで使うヒトのほうが恩恵には預かれるんじゃないかと思う。単にディストーション補正とか色収差補正がビルトインされていてもそれはカードにjpegで記録される場合にしか意味をなさないと思えるからだ。カメラの補正機能を使うとさすがに演算で時間を喰うためにカメラとしての撮影能力が懐かしの*istDを彷彿とさせる(ややオーバーにいえば)レベルまでどんくさくなるので、せっかくの高速性を活かすためにはRawで記録することが前提になるだろう。
で。このキットレンズ、なかなか優秀そう。洗濯物を吊るしてるのを写してみたりとかそのレベルだけど周辺まで布目がバチッと出ている。コンパクトで防水仕様でもあるから使い勝手はいい。値段を考えると..という枕詞なしにも優秀だといえるし、この値段で売っちゃって他のレンズが売れなくなったらどうするんだろうかと余計な心配をしたくなるほど。
しばらくK20Dにはおちゃらけた新宿アルプス堂オリジナル和風ストラップを付けていたんだけど、K-7には最初から、近年「本気カメラ」に付けることにしているアサペンの6×7用ストラップを付けた。重量のあるカメラ向けにデザインされているから細身の割に滑りにくく疲れもせず、だけど柔らかいというなかなかの逸品。6×7もディスコンになってしまったからこのストラップも果たしていつまで市場にあるのやら。あと何本か確保しておくべきかしら。
K-7正式発表。http://www.pentax.jp/japan/imaging/digital/slr/k-7/feature.html
さすがにやるべきことはすべてやってあるカンジか。前々からメーカー自身が示唆していた「秒5コマ以上のfpsを達成するためには4チャンネル読み出しが必須」ということに対応するためだろうが撮像素子からの読み出しが、あれほどヲタクなPENTAXが嫌っていた4チャンネルになっている。まぁキャノンほど無様なバグはないだろうし、Gチャネルの情報を見なしではなく正確に扱うことにこだわりはあるはずではあるけどその仕上がりや安定性がどうなのか気になる。PENTAXの特長であった赤や緑の描写性は今までのことでいえば2チャンネル読み出しであることのアドバンテージであったはずだからそれを捨てるにあたってきちっと対処はしているかどうか。まぁオタクは侮りがたいものだから大丈夫だとは思うが。
ほかは特に問題がなさそうではあるし、連写速度は別としてミラーの動きなどは多少なりとも速くなっているだろうから撮影時のフィーリングもかなりよくなっていそう。水平の微調整を選択すればカメラが自動的に撮像素子を積極的に傾けることで補正するとか、前にここでも書いたことのあるような気もする細かい機能がちゃんとやってあって、さすがはオタクな会社という気がする。
個人的にかなりツボなカメラだしこの性能で13万円はかなりバーゲン価格な設定だと思うけど、俺自身はまずはCaptureoneがこいつのファイルに対応するまでは模様眺めかな。すごく欲しいけど予約には走らない。決して走るもんか。(謎)
までも。DAシリーズ以降の純正レンズであれば全部のパラメータをソフトウェ補正できるという機能をいかすためにはペンタの純正ソフトでの現像を考える意味があるのかもしれん。んーむ悩ましい。
発表された仕様を見ていて思ったけど、もうこうなってくるとカメラの形状がフィルムの一眼レフと相似形である意味はあまりないね。PENTAX645で中判カメラの形状の常識を変え(まぁ誰もフィルムバッグ固定式に追従はしなかったけどね)ある意味でASAHI PENTAX6×7でも中判カメラの形状の常識を完全に無視してみせた前歴のある前科者wのPENTAXのことだから、近い将来とんでもなく変なパッケージ(構成として)の K が出てくるかも知れない。というか。ぜひだしてほしい。
動画もトルことが前提なのであれば、いまのdSLRの形状は決してベストとは言えないから。
内蔵ストロボ収納のためのペンタ部の出っ張りや、フロント電子ダイヤルをアピールするためのグリップ部からの突出も最小限に抑えられていて、例えばビューカメラにアダプタを介して装着する場合などに問題になる「マウント面より前に突出している部材」の張り出しが最小限になっている。フロント電子ダイヤルに至ってはグリップ前面とツライチかむしろ後ろに下がっているよう。
形状で気になったのはすべての面の接線にあたるところが水平垂直ではなくて傾斜させられているように見える。リーク写真で見た時にISOボタンがあるあたりが溝のようになっているように見えたので屋外撮影の降雨時やあるいは雪などの時にそこに水がたまらないかと不安に思っていたんだけど、どうやらその辺りも含めすべての撮影姿勢において部材の接合面には何らかの傾斜がつくようにデザインされているらしい。象徴的なのはボディ部とペンタ部からアイピースにつながるところでの面処理。古風なイメージをセールスポイントしており込むために「直線」をデザインもチーフとして取り込んだことがもたらした結果に過ぎないのかもしれないけれども、その結果としての製品デザインは撮影時の実使用においてもメリットになる部分がかなり多そう。
なによりも。この小ささでこの性能はパノラマ向き。(むりやり重要なヲチ)
結局今日もあまり寝る暇がなかった。乙
ontheroadの中のヒトがtumblrにポストしていた画像を見てそんな噂フレックスがあるのかと思ってPENTAX K-7でググってみたら、噂というかこれはもうオフィシャルリークじゃん。[Link]
斜め読みしかしていないけれども、左側のストラップ金具がボディサイドではなく軍艦部前面に移動している。Kデジタルのユーザからみてこれすごく大事な事で、ストラップが絡まってモードダイヤルが動いてしまうトラブルがだいぶ軽減されるだろう。軍艦部にストラップ座金が直接ねじ込まれているという事でトップカバーが金属製なのはまず確定。MZ-S以来久しぶりのマグネシウム合金だろうか。
外装に金属カバーを採用した事や2ダイヤルになった事からするとこれは普及機の位置づけじゃなくてPENTAXのAPS-CのDSLRとしては当面最高機種ということになりそう。K1の噂はもうずっと続いているけれどもペンタ的にはKがあってK2があった訳なのでもしもDSLRで35最高機種を作るならばK3とかそういう名前になるような気がしている。なれば、K-3とK-7で空席がK-5ということも話として収まりはいいから、APS-Cの最上位機は当面これのような気が。PCとの連結もできるようだからRemoteAssistantでのtetheredもサポートしているかも知らんし、PCソケットもあるからシンクロコードを使って大型ストロボも接続できる。海外のフォーラムでは、グリップ併用でWi-Fiに対応しているのか?とかそんな疑問も飛び交っているけれども、グリップの天板には今までのD-BG2同様の端子のカバーの収納場所のほかにもう一つ丸形の端子カバーを収納するくぼみが切られているようだから、今までの機種にはなかった機能がグリップに与えられていそうに思える。
んーむ。とりあえず正式発表を待って周辺機器の互換性が崩れていなければ考慮の上でご購入かなぁ。(仕事用として考えると、もう一台K20Dを買って二台体制にするのも悪くはない)