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AJAtest_HFS
N4200に作ったiSCSIボリュームの転送速度をAJA Speed testで計測したグラフを示す。接続環境はiMacからTimeCapsuleを経由してN4200のWANポートへ。RAID構成はWD10EADS四発でRAID10。RAID10なのに何故かwriteのほうがreadよりも有為に遅いのが不思議だけれども概ね write:60MB/s read:100MB/s。iMacで使う分にはまずまずの速度だしもしもより速くというならば7200回転のエンタープライズストレージ向けドライブを使えばもう少し向上するだろう。熱と信頼性とコストとの兼ね合いはあるが

FATにフォーマットしたボリュームも計測してみたけど結果に有為な差はないので割愛する。おおざっぱに言えばFirewire800(1394b)よりも少し速く単発のeSATAよりは二割ほど落ちるくらいか。もちろんeSATAにも1394bにもiSCSIにもそれぞれにピンキリあるので単純比較は難しいけど、eSATAや1394bの単なるRAIDケースを購入するのに較べて耐障害性などには一日の長があるとは言える。設定にある程度の知識と慣れは必要だけれども(はい苦労しています)購入の選択肢としてiSCSI対応のNASを考慮するのも悪くはないんじゃないかと思う。動画を扱わない限りeSATAのスピードはいらないし、データのボリュームと同じ物理ドライブにPhotoshopのスクラッチディスクを割り当てるなんて事もするわけないのだから

ログとして書きなぐっておく

  • N4200にWD10EADSを突っ込んでRAID10にした場合完全リビルドに要する時間は(まっさらな場合)8時間少々
  • 短縮する方策としてはプロセッサの能力を上げる事か、使用するドライブをもっと小さいものにする(500GBとか750GBとか)
  • iSCSIのパフォーマンスが思ったよりいいのでもう一基ドライブベイがあればそこに一発速いのを突っ込んで使うことができた
  • そう考えるとN5500でもよかったのかもしれない
  • 何を言っているんだ俺は
  • ドライブが死んだ場合にまずやる事はバックアップ
  • そのためにはRAIDの総容量を超える一発のドライブを常時確保しておくこと
    (RAID10のバックアップはRAID0でもいいという意見もあることはある)
  • やってみないとわからんもんだね